内容説明
「語りかける」ような、ていねいな解説。つまづきやすい、間違いやすい、難解な箇所で、一つひとつ「立ち止まりながら」ヒントや解法の手順を示すことで、まるで「わかりやすい授業を受けている」ような感覚で「高校で学ぶ数学」を最短最速でマスターできる。
目次
１章 数とはナニか？
２章 式とはナニか？
３章 方程式・不等式
４章 関数の章
５章 数列および極限
６章 微分法
７章 積分法
８章 ベクトル
９章 行列
１０章 式と証明
１１章 集合
１２章 論理
１３章 場合の数・確率
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろき@巨人の肩
110
2021年7月12日より、1日おきに1項目ずつ進めて146項目をやり遂げた。高校数学の基本は「複雑な数式をシンプルに」という点に尽きると感じた。因数分解や微分・積分による次元の変換に加えて、対数関数、三角関数における乗法・除法の加減法への変換の便利さには、この歳になって気づくことができた。公式を覚えるまでには至らなかったが、次のステップとして「数学ガール」「ファインマン物理学」に挑戦するとともに、「場合の数・確率」と「論理」の深掘りできる参考書を探したい。2022/09/05
デビっちん
18
高校数学を関連のある内容をまとめてグッと圧縮している内容です。説明がシンプルでわかりやすくて読みやすかったです。数学なんて日常生活に役に立たないよと言っている人は、役立てようという考えがないだけではないでしょうか。数学はその考え方が役にたちます。数字とは切り離せないことが、今の世の中にはたくさんありますね。ある本に書かれていた、数学の練習問題を解いていると気分が切り替わりました。得意な単元の問題をたくさんやって、苦手なところを少しやれば続きやすいのかと。数学で文系の学部を受験していた当時を思い出しました。2016/10/22
Megumi Odajima
8
これは買った方がイイ！数学はもともと授業は聞かず、解法を見ながら自分でやるのが好きだったので、「語りかけるような」ていねいな解説が後押ししてくれるとどんどん復習できる。『高校数学に欠損があると近代経済学や統計学を身につけようとしても無理』、と某佐藤優氏がおっしゃるので、お勧めの一冊をさらっと･･･やるつもりでしたが、やはりところどころ難し過ぎる。解いたそばから忘れて行くので、手元に置いて毎日ちょっとずつやっていくのがベストかな。受験生の息子も覗き見してたし、ボケ防止も兼ねて2800円の出費を検討中。2014/06/30
tellme0112
7
やはり購入しないと演習問題は返却期限内にやりきれない。解き直しやってたら一章進むのに結果的に二週間。二週間でようやく断続的に三時間問題に向き合う時間がとれるかどうか。昼休みに30分時間使うとかできればコンスタントに進みそうだが…。2023/08/14
けい
6
半年コツコツやってきてやっと終わった。これで、高校数学はできるって確信が自分の中でちゃんと持てる。次は高専の数学に取りかかろう。2020/07/05
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