内容説明
人間の頭には、アイデアを作り出す機能があります。頭を次々と発想を生み出す装置と表現するならば、困ったことにこの装置はとても不安定で、あるときはどんなに動かそうとしても、まったく作動してくれないことがあります。どこかに隠れている起動スイッチでもあれば便利なのに、と思いませんか?創造手法の専門家たちは、これまでに、さまざまな「アイデア創出方法」を見いだしています。つまり、「発想装置」を起動するためのスイッチが、実は存在しているのです。眠っている機能をオンにする、優れた発明家の思考手順をモデル化した9windows、新事業アイデアを見つける発想法531ストレンジ、多様なひねり方でアイデアを出す12変化リスト。
目次
第1章 頭の中に良質なアイデアの材料を増やす方法(商品画像集からアイデアの材料を得る方法;膨大な顧客候補集から販路や用途アイデアを得る方法 ほか)
第2章 思考のパターンを切り替える「発想トリガー・メソッド」(10分間で3つ以上のアイデアを引き出す「SCAMPER(スキャンパー)」
技術的な視点からアイデアを引き出す「USITオペレータ」 ほか)
第3章 100円ショップのアイテムでつくる発想ツール(アイデアをさらに誘発する「発想トリガー・カード」の作り方;「辞書+サイコロ」で発想を引き起こすやり方 ほか)
第4章 一人ブレインストーミング「創造的に頭を使う方法」(創造的な考え方のガイドライン「ブレインストーミングの4つのルール」;最も重要なルール1つに絞る ほか)
第5章 既存の発想の枠を飛び出す「創造の手順書」(新事業アイデアを見つける発想法「531ストレンジ」;確実に新製品を発想する方法「9windows」 ほか)
著者等紹介
石井力重[イシイリキエ]
アイデアプラント代表。アイデア創出支援の専門家。1973年千葉県生まれ。東北大学大学院・理学研究科修士課程卒業。産学官連携の創造性育成ツール開発プロジェクトでは、プロジェクトリーダを務め、そこから誕生した新商品『ブレスター』は、みやぎものづくり大賞で優秀賞を受賞。その他、アイデア創出支援ツールの企画・製品化の豊富な実績をもつ。現在は、大手メーカやベンチャー企業の事業アイデア・新製品アイデアの創造活動にチームメンバーとして参画し、創造手法の提供やブレインストーミングのファシリテーションを行なっている。また、発想法を実践するワークショップ「アイデア創出の技術」を不定期に各地の大学や公的機関で行ない、受講生から高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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