内容説明
学校で勉強する古典物理学から最先端の現代物理学までをイラストとやさしい文章で理解できる。この世の中で起こるさまざまな現象を解き明かす不思議な世界に出かけよう。
目次
1 力の章―物理の基礎のキソとなる力学
2 波の章―目や耳でも感じる振動と波動
3 熱の章―産業革命をもたらした熱力学
4 水の章―川や風の流れにひそむ流体力学
5 場の章―現代と未来をささえる電磁気学と相対論
6 粒の章―目にみえない世界をさぐる量子力学と素粒子
7 天の章―天界のしかけを解きあかす宇宙物理学
8 地の章―大地の成り立ちをつきとめる地球物理学
9 人の章―生命の謎にせまる総体物理学
著者等紹介
福江純[フクエジュン]
1956年、山口県宇部市生まれ。78年、京都大学理学部卒業。83年、同大学大学院(宇宙物理学専攻)を修了。大阪教育大学助手、助教授を経て、大阪教育大学天文学研究室教授。理学博士。専門は理論宇宙物理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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氷柱
2
691作目。4月10日から。序盤は比較的優しい書き口だったが、終盤は数式こそ少なかったもののかなり難しい話が波のように押し寄せてくる。駆け足で全て詰め込んだというよりも、それだけ物理を学ぶ上でベースとなる部分の情報が多いということなのだろう。最低限をまとめているような印象は受けたが、それでも情報量が豊富となっている。化学の話も入ってくるくらい広範囲に触れてくれているので、ボリュームが多くなるのにもうなずける。2021/04/11
ドッグマスター
0
かなり分かりやすく書いてあった。もっと勉強しよう。2011/09/13