内容説明
半導体や各種電子部品などの微細加工製品のほか、医薬品・化粧品・食料品など生活に密着した多くの製品で、欠かせなくなった製造環境、それがクリーンルーム。1ミリの1万分の1の塵埃や分子状の物質さえ存在しない、精密環境のしくみと技術を図解を交えて紹介しよう。
目次
第1章 クリーンルームの基礎知識
第2章 クリーンルームのしくみ
第3章 半導体工場のクリーンルーム
第4章 医薬品製造工場のクリーンルーム
第5章 食品工場のクリーンルーム
第6章 クリーンルームの省エネルギー対策
第7章 クリーンルームの地震対策―耐震から免震構造へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ボル
11
クリーンルーム設計メーカーがまとめたもの。食い入るように読んだ。クリーンルームを含む建築には設計が重要と感じた。同時に空調システムを完備し、用途別に気流の流れを考慮した設計及び運用を求められている。ICR・BCRの違いなどが理解出来る方向け。2020/05/06
まつ
2
メーカーの方が考えるクリーンルームといえばこの本が一番よくまとめてあると思います。いわゆる製造ライン全般について書かれていて、食品や薬品、半導体といったクリーンルームの代表格についても書いてあり、人もの生き物の出入りについても書いてるので、クリーンルーム初心者の方にはお勧めです。
bqsfgame
0
なかなか良く書けている良書だと思う。類書が少ないこともあり、この分野の知識が必要な人には薦められる。2011/10/05
-
- 和書
- 平山郁夫私のスケッチ技法