内容説明
ものづくりの競争力を向上させるためのPLMシステム構築・導入のノウハウを満載。
目次
第1章 さまざまな業界で導入されているPLMの種類(PLMとは?;プロダクト・ライフサイクルを俯瞰する;種類別でとらえるPLMの特徴;組立産業で普及しているPDM中心のPLM;経営マネジメント力向上を実現するERP中心のPLM;CADデータ管理に特化したCAD中心のPLM;情報伝達のスピードと正確さを上げるマスタ中心のPLM)
第2章 PLMを構成する機能を理解する(構成機能の理解はPLM導入の基礎;設計情報を蓄積して情報を再利用するためのデータ構造;フェーズ1:CADデータを共有するアクセスコントロール;フェーズ2:PDMを用いた製品情報の一元管理)
第3章 データ共有によるコラボレーションとナレッジマネジメントの実現(フェーズ3:ワークフローを用いたデータ共有の実現;フェーズ4:ユーザビリティ向上と設計品質管理の実現;フェーズ5:製品開発全体をマネジメントする;フェーズ6:ナレッジマネジメントと製品ライフサイクル情報の統合)
第4章 業務知識の理解がシステム構築成功のカギ(PLM構築に必要な業務知識とは?;製品企画、基本設計・全体設計を知る;3次元CADによる設計作業・個別設計のノウハウ;解析技術の向上が試作にもたらしたメリット;コストダウンと品質向上を実現する生産技術設計;量産以後にかかわるPLMに関連する業務)
第5章 ものづくりの競争力を上げるためのPLMシステム構築パターン(PDM中心のPLM構築の手順;さまざまなPLMの導入パターンを知る;PLMが実現する次世代のものづくり)
著者等紹介
久次昌彦[ヒサツグマサヒコ]
製造業における事業戦略コンサルティングを行なう(株)プログレス・パートナーズ執行役員。日本におけるPLMの創生期にあたる1990年代前半よりPDMの日本市場展開と、多くの製造業における設計開発業務コンサルティングに従事。大手ERPベンダーやコンサルティングファームにてPLMコンサルティングビジネスの立ち上げに携わる。大手自動車および部品メーカー、大手家電および事務機器メーカー、重工業メーカーなどさまざまな製造業における設計・生産領域における多くの業務改革プロジェクトを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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