出版社内容情報
抽象的で何をやっているのかイマイチつかめない「線型代数」について図形イメージを豊富に駆使して、具体的に解説した画期的な入門書。平易な文章と豊富な演習問題で、初心者でも「線型代数」をきっちりマスターできる!
内容説明
図解すれば計算法がわかった!意味がわかった!見方が変わった!めんどうな行列計算も、線型写像のイメージも、本書ですべてマスターできる。
目次
第1章 ベクトルと行列の計算
第2章 行列の基本変形―掃き出し法
第3章 行列式をマスターする
第4章 図形を動かす―線型変換の理論
第5章 あみだくじと行列―群の理論
第6章 本当に大切なものを見る―固有値の理論
第7章 Jordan標準型
第8章 量子力学に挑戦!
付録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あべんじゃ
1
定理の証明などはすっ飛ばしているけど、イメージ化にはとても役に立った。線型空間だの何だのという概念っていうのはなかなかイメージがつかない人がいる(僕がそう)のでこういう本はありがたい。図が豊富なのとイメージの説明が多いのが良い。この本と併せて、より本格的な本である齊藤正彦先生や長岡亮介先生の線型代数の本を読むと理解が進むと思う(僕は長岡線型代数を併読してる)。2018/07/15
ゆで卵
0
結構途中で説明を省略してる感があったので、他の分かりやすい本と併用するといいかもしれないと思った。要点をまとめてるような感じ2010/06/09
noritsugu
0
うーん、完全に忘れている。どこまで勉強したことがあるのかさえ忘れてしまっている。少なくとも半分くらいはやったことのあることなはずだが。高校のときはどういうところまでやるんだっけ?線型微分方程式とのつながりなんて聞いたことあったっけ?2007/01/27