出版社内容情報
粉飾決算、情報漏洩…企業不祥事が頻発するなか、商法改正をきっかけに、経営システムの見直し、いわゆるコーポレートガバナンスに関する人々の関心は高まっている。本書は「委員会等設置会社」「執行役」「社外取締役」「内部監査」など具体例を交えて解説。
内容説明
粉飾決算、情報漏洩、相次ぐ不祥事…企業経営の本来あるべき姿がいま問われている。市場価値を高め、効率的に利益を実現するには?株主の期待に応えるには?グローバル時代の本質的な経営学。
目次
第1章 日本におけるコーポレートガバナンスの現状
第2章 事例に学ぶコーポレートガバナンスの問題点
第3章 近年の商法改正と取締役・監査役のあり方について
第4章 コンプライアンスとコーポレートガバナンス
第5章 内部監査とコーポレートガバナンス
第6章 会計ビッグバンとコーポレートガバナンス
第7章 新しい日本型コーポレートガバナンスの構築
著者等紹介
内海英博[ウツミヒデヒロ]
弁護士・ニューヨーク州弁護士 公認会計士・米国公認会計士 1965年生まれ。87年、公認会計士2次試験合格。88年東京大学法学部卒業、同年より監査法人勤務。91年、公認会計士3次試験合格(公認会計士資格取得)。93年、司法試験合格。96年、弁護士登録。同年、日本の大手国際法律事務所である西村ときわ法律事務所に入所。日本最大の税務訴訟、日本初の上場廃止を伴う大規模株式公開買付、日本初の非公開会社による株式償還、M&A等に従事。2000年、ハーバード大学ロースクール卒業。2001年、ニューヨーク大学(NYU)ロースクール国際租税法課程卒業。同年よりニューヨークの大手著名法律事務所に勤務。同年、ニューヨーク州弁護士登録。2002年、米国公認会計士資格取得。同年、西村ときわ法律事務所に復帰。現在、コーポレートガバナンス、危機管理など法律・会計・監査・税務が密接に関連した分野を中心に従事している。社団法人日本租税研究協会・財団法人産業経理協会・日本公認会計士協会各講師。日本経団連連結納税ワーキンググループ委員も務めた
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