出版社内容情報
人間の思考の出発点はモノゴトを「分類」すること。「分類」は、整理よりも広がりのある考え方・手法だ。本書は、分類の考え方から、文書、蔵書等の分類整理のやり方、さらにさまざまな分類法までをやさしく図解。仕事の助けとなる実践的な一冊。
内容説明
人間の思考の出発点はモノゴトを「分類」すること。分類は、整理よりも広がりのある考え方だ。意識して分類を行なえば、その効果は仕事や勉強、日常でいかんなく発揮される!本書は、知っておきたい分類のルールから、分類の効用、文書や蔵書などの分類・整理法、さらには様々な分類のやり方やヒント、そして事例までを、豊富な図解で徹底解説した目からウロコの分類読本。
目次
第1章 分類上手は“仕事上手”
第2章 これが分類の“黄金則”だ
第3章 仕事や勉強に活かせる分類術
第4章 分類したものを上手に整理するコツ
第5章 分類術の一歩進んだ活用法
第6章 分類の身近な事例に学ぶ
第7章 「知の分類」の歴史はヒトが歩んできた道
著者等紹介
久我勝利[クガカツトシ]
1955年、神奈川県生まれ。専修大学文学部卒業後、情報分類術などで著名な、松岡正剛氏の元で編集業に携わる。独立後、膨大なデータと格闘しながら執筆業をこなす。最近では、テレビの科学番組などの企画・リサーチも手がけている。仕事の必要上、日々データの分類・整理に明け暮らす
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tatsuya izumihara
1
前半は分類のやり方についての話。完璧に分類しようとするのではなく、まずは大雑把に分類するということや分類に時間をかけないということが大事とのこと。確かにその方が実態に則している。後半は歴史上の分類の実例を挙げている。時代によって分類の観点がかなり違うことが興味深い。二ページごとにテーマを完結しているので読みやすかった。2017/04/01
ぴよぴよ
1
へぇ〜。ふ〜ん。ほぉ!と思いながら読んだ。「分けることはわかること」2013/01/10
sushiboy
1
整理・分類の観点では『佐藤可士和氏の超整理術』と『「わかる」とはどういうことか』も参考になりました。2005/01/01
aqwer
0
全体感をとらえながら、分類、層別をしてどこの何の話をしているのかを明確にすると、人には伝わりやすいと思う。 分類の例がたくさん掲載されていて、へ〜と思いながら読みました。2021/10/17