出版社内容情報
複雑な問題を解こうとすると、それはすべて微分方程式に至る。微分方程式は森羅万象を理解するための「最も重要なツール」なのである。本書は代表的なニュートン運動方程式をもとに、いかに式を立て、どのように解けば良いのかを徹底的に解説する。
内容説明
ニュートンの運動方程式を道具立てとして、どんな運動にどんな式を立てればいいのか、どう解くのか、どんな条件を考える必要があるのかなどを徹底的に演習!はじめて知った、意味がわかった、なんだそういうことだったのかという「ユリイカ体験」がテンコ盛り。
目次
第1章 微分方程式を解くための助走
第2章 細かく刻んでローカルに見る―微分
第3章 寄せ集めてグローバルに見る―積分
第4章 世界は微分方程式が支配する
第5章 すべては1つの微分方程式から「ニュートンの理論」―運動の法則
第6章 関数の展開―整級数展開とフーリエ展開
第7章 惑星の運動―ケプラーの法則を運動方程式から導く
第8章 線型微分方程式―自然解析の1つの型
第9章 偏微分方程式―多変数の方程式を微分する
第10章 変分問題―微分方程式を使って極小・極大を求める
第11章 非線型方程式―KdV方程式とソリトン波
著者等紹介
野崎亮太[ノザキリョウタ]
1975年埼玉県浦和市に生まれ所沢市で育つ。1991年所沢市立中央中学校卒業。1994年埼玉県立川越高校卒業。2000年東京大学理学部数学科卒業。2003年北海道大学大学院理学研究科修士課程修了。理学修士。現在、埼玉県立福岡高等学校教諭。専門は表現論。数学の研究のほか、数学コーディネーターとして自然科学の楽しさを広めるために活動している
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感想・レビュー
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