人体解剖のすべて―解剖学への招待

人体解剖のすべて―解剖学への招待

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  • サイズ B6判/ページ数 225,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784534028532
  • NDC分類 491.1
  • Cコード C0047

出版社内容情報

人体解剖の歴史から始まって、その意義、現場の様子、解剖学が時代によってどのように
扱われてきたのか、そして最新の技術であるプラスティネーションのことまでを、実際に
人体解剖を体験している著者が一挙公開。人体の世界のすべてをビジュアルに紹介する。

内容説明

人体解剖、死んだ人間の身体にメスを入れて切り刻むこと、その経験はけっして生やさしいものではありません。…いずれにしても、医療関係者の専有物だった人体解剖は、社会の中に迎え入れられる存在になりつつあります。医療の専門家ではない一般の人たちも、人体解剖に何かを感じ、興味をもちつつあるようです。人体解剖に興味をもつ理由は、人によってさまざまでしょう。少なくとも解剖学の専門家である私からいえるのは、あなたの人生にとってかけがえのない貴重な経験を人体解剖が与えてくれることです。新しい世界を開いてくれるこのすばらしい解剖学。これからその世界にみなさんをご招待することにしましょう。

目次

第1章 人体解剖の表舞台―人体解剖実習
第2章 人体解剖の舞台裏―献体、引き取り、保存処置
第3章 人体解剖のさまざま―正常解剖、病理解剖、法医解剖
第4章 人間が人体解剖をはじめたころ―ヴェサリウスとその時代
第5章 解剖学が最先端の科学だったころ―肉眼解剖学の時代
第6章 顕微鏡が解剖学を変えた―細胞説と組織学の成立
第7章 進化論が解剖学を変えた―発生学と比較解剖学の時代
第8章 日本にやってきた解剖学―ヨーロッパ医学の先駆け
第9章 色とりどりの解剖学―解剖学の研究の発展
第10章 社会に語りかける解剖学―解剖学の新しい時代