星海社ＦＩＣＴＩＯＮＳ 大日本サムライガール〈２〉

至道 流星【著】

星海社（2012/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 353p／高さ 19cm
• 商品コード 9784061388369
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

守銭奴アイドル誕生！？　目的は政治の頂点、手段はアイドル――。至道流星がおくる“政治・経済・芸能エンタテインメント”第２弾！「私、守銭奴なんです。お金が好きなんです！」
アステッドプロとの騒動を経て日本中の注目を集める存在となった日毬は、芸能界に復帰し、飛ぶ鳥を落とす勢いでトップスターへの階段を登り詰めていく。一方、颯斗はプロダクション拡大の次なる一手として、新人アイドルオーディションを開催する。普通のアイドルなんていらない――！　そんなコンセプトのもとに殺到した多数のアイドル志願者の中、たった一人、異彩を放つ少女が現れるのだが――！？目的は政治の頂点、手段はアイドル――。至道流星の本気が迸る、“政治・経済・芸能”エンタテインメント、第２弾！！

至道 流星［シドウ リュウセイ］
著・文・その他

まごまご［マゴマゴ］
著・文・その他

内容説明

「私、守銭奴なんです。お金が好きなんです！」アステッドプロとの騒動を経て日本中の注目を集める存在となった日毬は、芸能界に復帰し、飛ぶ鳥を落とす勢いでトップスターへの階段を登り詰めていく。一方、颯斗はプロダクション拡大の次なる一手として、新人アイドルオーディションを開催する。普通のアイドルなんていらない―！！そんなコンセプトのもとに殺倒した多数のアイドル志願者の中、たった一人、異彩を放つ少女が現れるのだが―！？目的は政治の頂点、手段はアイドル―。至道流星の本気が迸る、“政治・経済・芸能”エンタテインメント、第２弾。

著者等紹介

至道流星［シドウリュウセイ］
小説家、会社経営者、投資家。第７回講談社ＢＯＸ新人賞・流水大賞を受賞し、『雷撃☆ＳＳガール』にてデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ひめありす＠灯れ松明の火]

ライトノベルらしからぬ、政治のお話。前巻の最後で白い道着姿で捕まってしまった極右翼系アイドルの事の顛末。保護観察処分になりそうなのに、その必要がなさそうな生活のど健全さに思わず笑ってしまったり、その振る舞いでライバル会社の社長をあっさりと籠絡してしまったり、素晴らしい可愛いは正義っぷりでした。新人アイドルの売り込みは、おお最初は抱き合わせから入るのかと思ったりと、普段縁のない世界を覗くのは面白いです。すっかり刃を納めたサムライガール。次の巻ではちゃんと侍っぷりを披露してくれるのでしょうか。

2012/10/23

[yosa]

一巻があんな終わり方をした以上、続きを読まないわけにはいかない。それに関しては溜飲を下げたし、充分面白かった。面白くはあったけれど、読者としては一巻から引き続きの勢いで神楽日毬に振り回されたいのに、後半の登場は少なくて、この巻から加わる新アイドル、朝霧ちとせの話にシフトしてしまったのが残念といえば残念。とはいえ、経済の話も絡んでくるとやっぱり面白いなあ。よく理解していない世界なだけに、エンタメに特化して上澄みだけさらりと書かれているので読み易く、なんとなく理解した気分になってしまうから不思議。

2013/04/30

[miroku]

日毬ストーリー一直線かと思いきや、思えば主役は颯斗なのだったか・・・。経済エンターテイメントの面目躍如ってところかな。

2015/03/28

[さばかん]

ちとせちゃん、おっちょこちょいなのがちょっとうざいけど可愛いよ。　　　 しかし最終的に解決しちゃったら、守銭奴アイドルじゃなくなってしまうわけだけど、これからどう売り込むのだろうか。　　　 あと何かにつけて凪紗にアイドルをさせようとするのはうざいのでやめてもらいたい。　　　 およそ政治的要素がほぼ皆無だったのは少し残念。　　　 いい話だった。　ちょっとウルッとしちゃった。

2013/02/02

[いぅえもん]

初刊の問題が思いのほかあっさり綺麗（事？）にまとまったと思ったら、キャラが増えてそちらの方へ話しが進んだ。日毬の話一本って訳には行かないのね。

2015/09/23