内容説明
ヒトはどうして音や音楽にこだわるのだろうか?この素朴な疑問にこたえるために、音の伝わるしくみや聴こえるメカニズムを解剖し、コンサートホールの先端技術や風呂場の音響効果を解明しました。しかし、どうしてという答えは見つかりません。それだけ奥の深い音の世界をのぞいてみませんか。
目次
1章 音の正体を探る
2章 音の世界はこんなに広がっている
3章 音を楽しむから音楽だ
4章 音を記録したり伝達するのが人類の夢だった
5章 身近な音の世界のなぞに迫る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
1
「人間には耳が二つあるから音源の方向がわかる」ことは先日学んだが、その仕組みについて詳しく図解してあるのが有益だった(p20-p28)。左耳と右耳に音が到達するまでの時間差や、音が顔・耳たぶ等を回折することによる音質変化を手掛かりにして音源方向を特定しているとのこと。2018/08/16
アルゴン
0
★★★ 説明は「図解雑学」の方がすっきりしていたように思いますが、項目によってはこちらの方が詳しいこともあるわけで、そのあたりが同じテーマの本を複数読む醍醐味でしょうか。2013/03/24