内容説明
本書は、がんとはどんなものか、どうしてがんになるのか、早期発見への道を説き、診断・治療の技術を解説し、がん予防に役立つ知識と心がけについて述べ、さらには、心のケアを中心に今後のがん治療のあり方を考えたものです。
目次
第1章 がんとはどういう病気か
第2章 がんの自覚症状と早期発見
第3章 がん検診とがん治療最前線
第4章 がんを予防しよう
第5章 がん治療の今後「がん治療と心のケア」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
usui
5
がんについての基礎知識が得られる本。研究室の棚の奥から見つかった骨董品(1997年発行)だけど、がんに対する基礎的な知識を得るには充分いい本だった。現代の医療技術はかなり進歩してきていて、今ではがんは早期発見でほとんど治る病気になってきている。だからがん検診はすごく意義がある。今でも日本人の三割ががんで亡くなっているけど、がん年齢(早ければ女性で30代~、男性で40才~)に達したらがん検診を受けるということがもっと推進されれば、死亡者数はもっと減るのではないかと思った。2015/03/09