出版社内容情報
相手の関心を惹いたり、相手を説得するには言葉だけでなく、声の質も重要。本書は呼吸から発声までを一貫した息の流れととらえ、声の持つ力と可能性を追求する。また、短い時間で声をよくするトレーニング方法も、呼吸篇・発音篇・声帯篇に分けて紹介する。
内容説明
個性化、多様化の時代を迎えて、自分の意見を正々堂々と述べる能力が求められています。人を動かし、人を惹きつける声は、人間関係やビジネスにおいて大きな武器となります。発声の三要素である呼吸、声帯、発音を科学的に分析し、いい声を出すしくみについて解説します。
目次
1 いま、なぜ発声法なのか
2 発声のメカニズム
3 呼吸のトレーニング
4 発音のトレーニング
5 声帯のトレーニング
6 魅力的な声を作ろう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
2
自分の声というのは実際にはなかなか聞く機会がない。自分が発する声と相手が聞く声は異なっているが、重要なのは相手にどう伝わるかであることを考えればそれはとても勿体ないことと言える。やり方さえ学べば、発生方法は自分で調整が可能であり、それによってずっと伝わりやすいものになる。それを実際に行うためには練習が必要だが、やれば伸びるものなのでやらない理由はない。2024/05/03
とし
1
入門書として適度な読みごたえ。新書感覚でさらさらっと読めるし、必要な事は書かれている印象。発音のトレーニングの章になると突然言語学みたいになるのが若干の違和感ではある。「発声法」について、もう少し実践的な記述が欲しいところ。2012/05/22
わーいわーい
0
「健康なからだに魅力的な声が宿る」そうです。電車の中でもできるトレーニング方法あり!体操しよう!2018/10/05