内容説明
クライスラー社を蘇生させたリー・アイアコッカ、ロサンゼルス・オリンピックを成功させたピーター・ユベロス、その献身と愛情で人々に生きる力を与えたアン・サリバンやマザー・テレサなどの人々は、どのように人々を鼓舞し、あるいは導き、あるいは育て上げてきたのか。「彼らはみんなおなじような手段を使って人々を刺激している。ビジネスでも政治でも家庭でも、人を動機づける方法は非常に強力ないくつかの原則に集約される。それは、友人に減量をすすめるとき、子供を激励するとき、スランプに陥った打者を立ち直らせようとするとき、―さまざまな状況で応用できる」と述べる著者が、人から「ベストを引き出す」ための秘訣を12のポイントにまとめ、豊富な事例をまじえながら、わかりやすく語る。
目次
序章 動機づけの心理学
1章 ベストを期待する
2章 相手に応じた動機づけ
3章 質の高さを求める
4章 失敗に対処する
5章 内なる意欲を喚起する
6章 サクセス・ストーリーのもつ力
7章 ほめて伸ばす
8章 叱って伸ばす
9章 競争心を上手に利用する
10章 グループの団結心を育てる
11章 トラブル・メーカーに対処する
12章 自分自身の資質を磨く
終章 人の成長を手助けする喜び