内容説明
銀行も証券も垣根なしの金融ビジネスとなる。勝ち残っているのは？どんな姿で？国境を越え、業態の垣根を越え、加速度をつけて進む金融再編の嵐の中で、生き残りの戦術を模索し実行する銀行・証券の姿を追う。
目次
第１章 サバイバルのキメ手を探す都銀中・下位行（東京相銀合併に活路を求める三井銀行；経営規模拡大より効率重視の協和銀行；まず地元の足場固めを進める埼玉銀行）
第２章 強者・住友がさらに強くなる平和相銀合併の構図
第３章 地銀は揺れる足元を固めて飛び立てるか
第４章 “サンドイッチ銀行”から相銀は脱却できるか
第５章 幕を開けた“信託の時代”は本モノか
第６章 多業態が参入して進むノンバンクの挑戦（西武セゾングループの金融政策；消費者をつかむ商品戦略；進むか、総合金融業への道）
第７章 “垣根”を崩して攻め込む証券、反撃する銀行
第８章 金融再編は今後どう展開するか
