交流がつくる健康なまち―ヘルスツーリズムによる地域ヘルスケアビジネスまるわかり

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784533132810
  • NDC分類 689
  • Cコード C0036

出版社内容情報

CHAPTER 01 INTORIDACTION 未来が見えるポートランドのまちづくり
 コンパクトシティへの想い
 車社会と健康問題の関係性
 自転車通勤やオーガニックは「普通」
 カラダを動かしストレスをコントロールする文化
 本物のCCRC施設
 主体的組織と支える仕組み
 市民が主体的にまちづくりに参加
 未来への懸け橋

CHAPTER 02 RESEARCH 「ヘルスツーリズム?健康まちづくり」2000人大調査
 アンケート概要・対象者プロフィール
 ソーシャルキャピタル
 健康都市と展望要望
 観光資源の現況と活用状況
 旅行頻度と旅行希望
 ヘルスツーリズムと健康意識
 ヘルスツーリズム浸透状況
 ヘルスツーリズム参加意向・費用
 参加希望プログラム
 2025年における参加意向

CHAPTER 03 CASE STADIES ケーススタディに学ぶ「ヘルスツーリズム?健康まちづくり」
 北海道豊富町
 秋田県三種町
 山形県上山市
 長野県木曽町
 兵庫県神戸市
 沖縄県南城市

CHAPTER 04 PROBLEM 「ヘルスツーリズム?健康まちづくり」の現状と問題点
 健康なまちづくりの新たな方法論
 企画開発手法の遅れ
 需要拡大とラインナップ不足
 健康観光地のニーズ拡大
 少子高齢化など社会課題の台頭
 健康的な生活の模索
 健康需要の拡大

CHAPTER 05 SOLUTION 「ヘルスツーリズム?健康まちづくり」現状を打開する解決策
 システムエンジニアリング(SE)によるシステム的発想
 SEと健康科学の要素を融合した手法
 設計プロセスの重要性
 構想検討に必要な取り組み
 マーケティング上の整理とSE手法の連動

CHAPTER 06 AUTHENTICATION 新しい旅をデザインするヘルスツーリズム認証
 地域ヘルスケアサービスにおける標準化
 ヘルスツーリズム認証の概要
 認証取得の条件
 審査内容のポイント
 プログラム提供事業者の運営管理

CHAPTER 07 FUTURE ヘルスツーリズム?健康まちづくり」の未来
 幸せの連鎖
 コンパクトシティ
 部署間・地域間・異業種連携
 鍵は「一人何役できるか」

内容説明

健康立国となった日本。その筆頭の産業振興策となった健康寿命延伸産業は2025年に33兆円もの規模への新たな産業の創出が予想されている。この10%程度にあたる約3兆円超のシェアが期待されているのがヘルスツーリズム(経済産業省予測)だ。最近では旅行そのもののベースに健康価値や健康機能が入る傾向が急増しているほか、国内法人やインバウンドといった新しい需要の拡がりが予測されるだけに5兆円超の市場も視野に入ってきたとみていいだろう。

目次

01 INTRODUCTION 未来が見えるポートランドの健康まちづくり
02 PROBLEM 「ヘルスツーリズム⇔健康まちづくり」の現状と問題点
03 RESEARCH 「ヘルスツーリズム⇔健康まちづくり」2000人大調査
04 CASE STUDIES ケーススタディに学ぶ「ヘルスツーリズム⇔健康まちづくり」
05 SOLUTION 「ヘルスツーリズム⇔健康まちづくり」現状を打開する解決策
06 CERTIFICATION 新しい旅をデザインするヘルスツーリズム認証
07 FUTURE 「ヘルスツーリズム⇔健康まちづくり」の未来

著者等紹介

高〓伸佳[タカハシノブヨシ]
株式会社JTBヘルスツーリズム研究所長。順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科博士課程単位取得満期退学(健康科学領域)、明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科修了(マーケティング領域)。大手化粧品会社を経て、株式会社JTBコミュニケーションデザイン(旧社名ジェイコム)入社。2005年にヘルスツーリズム研究所、2006年に特定非営利活動法人日本ヘルスツーリズム振興機構、2010年にジャパン・メディカル&ヘルスツーリズムセンターを立ち上げた。日本経団連ヘルスケア産業部会委員、経済産業省「医療技術・サービス拠点化促進事業」研究会委員などの公職を歴任してきたほか、琉球大学国際地域創造学部非常勤講師、順天堂大学スポーツ健康科学部協力研究員、麗澤大学経済社会総合研究センター客員研究員、地域デザイン学会参与など教育活動や普及活動を兼務している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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makio37

7
仕事読み。旅行×ヘルスケアの領域にビジネスのヒントを求めたが、期待したようなものは得られなかった。日本各地のヘルスツーリズムの例の中では、秋田県三種町の例が面白かった。ただのウォーキングではマンネリ化するので秋田犬を散歩できるサービスを展開しているとのこと。犬の気持ちは不明だが、飼い主は「無償の散歩」と「手数料」が手に入り、運営側は固定費が抑えられる。現地の人にとっては当たり前のことが、価値になる。ただ、やはり余程の理由がない限り、「健康」は旅行の目的にはならないのではないかと思ってしまう。2019/11/24

Yamamoto Kunihiro

1
ヘルスツーリズムを実現するための網羅的に事例を紹介した本。国内だけでも5500億円市場に成長する可能性があるので、今後の成長市場の参考書としても利用できる。2019/09/24

Sena

0
ヘルスツーリズム=健康×観光(娯楽)×まちづくり。 現代とこれからの時代に必要な要素がグッと詰まっていて可能性を感じる。今までの健康の概念では解決できないものをカバーできる可能性を秘めている。 事例も理論もたっぷりで充実の一冊でした。2019/11/04

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