出版社内容情報
名鉄の5000番台のスーパーロマンスカーSR車と、その後継の新SR車グループの誕生から現在までの軌跡を徹底紹介する。
目次
カラーグラフ SR車 昭和の美麗(元祖高性能車5000系;前面貫通型のSR車5200系 ほか)
SR車が走った鉄路(名古屋本線;豊川線 ほか)
昭和のスーパーロマンスカー初代高性能車トリオ SR車5000番台車両の軌跡(軽量高性能車の開発;パノラマカー登場後のSR車5000番台車両の動向)
“新SR車”(NSR)5700系・5300系の軌跡(“新SR車”(NSR)が輝いた勇姿
“新SR車”(NSR)が彩る沿線の美景 ほか)
著者等紹介
徳田耕一[トクダコウイチ]
交通ライター、中部地方有数の交通ジャーナリスト。昭和27年(1952)11月1日、名古屋生まれ。半世紀にわたり日本の鉄道を乗り撮り研究し、海外の鉄道も主要国の主要路線に乗る。昭和50年(1975)国鉄全線完乗。平成元年(1989)には鋼索鉄道・索道を除く民鉄全線完乗。地元では、昭和60年(1985)と平成7年(1995)の名鉄運賃改定公聴会で運輸省(現:国土交通省)運輸審議会から一般公述人(条件付賛成)に選任された。また、旅行業界で活躍した経験もあり、実学を活かし大学や観光系専門学校で観光学の教鞭をとり、鈴鹿国際大学と鈴鹿短期大学では客員教授を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えすてい
2
名鉄の昭和の優等列車といえばパノラマカーばかりに目が行きがちだが、本線から各地域の支線にも直通していたSR車にも興味深いもの・ネタが多々あり、7000系と併結されることも多かった。SR車は初代5000系から始まり、5200系、そして日本初の料金不要冷房車5500系の登場で花開き、国鉄→JR東海が快速列車を増強すると名鉄は高速・急行用に5700系・5300系を登場させる。しかし、SR車は2ドア転換クロスシートでラッシュ時の乗降には難があり次第に3扉車が主力となると追いやられていくのであった。
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