目次
序章 記憶からポストコロニアルへ―「知の植民地」状況を超えるために
第1章 フィリピン研究とポストコロニアル批評
第2章 グローバル化時代の歴史論争―フィリピン革命史をめぐって
第3章 フィリピン歴史研究の翻訳に携わって
座談会 9・11から未来社会へ―「失われた一〇年」と日本社会
第4章 国民表象としての象徴天皇制とホセ・リサール
第5章 格差社会のなかの海外出稼ぎ者と国際結婚―在日フィリピン人を事例として
終章 日本・アジア史の新たな接点を求めて―グローバル化とテロの時代のなかで
著者等紹介
永野善子[ナガノヨシコ]
1950年生、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学博士)。現在:神奈川大学人間科学部教授。専攻:国際関係論(アジア社会論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。