目次
第1章 カラーで見る総武線
第2章 総武線の歴史(総武鉄道の創立;国有化で「総武本線」に ほか)
第3章 総武線各駅探見(東京;新日本橋 ほか)
第4章 総武線を走った車両(モハ30系;モハ31系 ほか)
第5章 総武線沿線の鉄道(東武鉄道亀戸線;都営地下鉄新宿線 ほか)
著者等紹介
三好好三[ミヨシヨシゾウ]
1937年、東京市世田谷区生まれ。小田急と玉電(現東急世田谷線)の音と現物で物心つくと同時に私鉄ファンに。1950年に中央沿線に移り、私鉄+国鉄ファンとなる。国学院大学文学部卒業、高校教諭を務め、1981年から鉄道関係の執筆活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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どぶねずみ
28
本書は総武線120年を記念して出版されたものだが、今年は130年。10年の経過を感じさせないほど総武線の歴史が詰まっており、私の記憶にある懐かしい車両も載っているし、【犬吠】や【あやめ】という特急があったことは初めて知った。また、千葉駅は千葉県の大動脈を繋ぐターミナルで、今の大きな駅ビルになるまでの歴史を知れたのはとても感慨深い。総武線の全駅の今と昔を比較した写真を見れたのも良かった。私の総武線愛が更に深まった。2024/08/22
ひねもすのたり
8
総武線といえば千葉と三鷹を行ったり来たりする黄色い電車だよねというイメージでしたが、支線があったり本線は銚子までとかいろいろ複雑な路線であることを知りました。 子供の頃に黄色にオレンジ(中央線)や青(京浜東北線)緑(山手線)が混色されているのを見た曖昧な記憶があったんだけどそんな写真も載っていました。 最終頁に載っている昭和57年の秋葉原。背景に写る「石丸電気」「シントク電気」「TRIO」「ラオックス」の看板を見て泣きそうになりましたとさ。★42024/08/05
やまほら
3
過去の写真を中心とした第3章「総武線各駅探見」が中心で、きちんとまとめられている。移転前の千葉駅については、地図を付けてもう少し詳しく説明があれば、とは思いました。2014/04/12
rbyawa
1
e119、もともと千葉県、房総半島の路線はそれぞれ独立独歩の歴史を辿ってきたとか(事実上、それを結ぶのって総武線しかないよね?)、昭和7年に中央線と直通し新宿に入り、これが中央・総武緩行線と呼ばれ、昭和55年に横須賀線と直通して東京駅に入り、こちらが総武快速線。正直今の時点で「総武線ってどこからどこまで?」というのがよくわからないんですが、首都圏から5方向に出る路線の中でも影は薄く、しかし乗降数はけして少なくないよね? というかこれが最初の路線単独本なんですが、なんでこんなにややこしくなったんだよ一体ww2014/04/30
かど
0
関西人にとって影がうすい「総武線」ですが、売れ行きはどうなのかな?心配です。2014/08/03