秘蔵鉄道写真に見る戦後史〈下〉昭和30年代

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  • サイズ A4判/ページ数 159p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784533087394
  • NDC分類 686.21
  • Cコード C0021

内容説明

戦後経済成長の礎を築いた鉄道10年の記録。

目次

戦後鉄道の歩み―昭和三十年代 高度経済成長の鉄道
戦後十年、世相が落ち着くにつれて到来したスキー・ブーム
北国の冬に欠かせない暖房車の連結
十五年ぶりに急行・準急列車に三等寝台車が復活する
機械化が進む客車の清掃作業
好況の波に乗って割引周遊券が発売される
池袋~御茶ノ水間から出発、三十年代に全通した営団地下鉄丸ノ内線
九州特急の復活!期待を担って東京~博多間に「あさかぜ」が登場
人気を二分して東海道本線を疾駆した「つばめ」と「はと」
車窓点描 日本一の馬産地・日高地方を行く〔ほか〕

著者等紹介

須田寛[スダヒロシ]
昭和6年京都生まれ。29年京都大学法学部卒業、日本国有鉄道入社。旅客局営業課長および総務課長、名古屋鉄道管理局長、旅客局長、常務理事を歴任。62年4月、国鉄分割民営化で発足した東海旅客鉄道株式会社の初代社長に就任。平成7年、東海旅客鉄道会長に就任。平成16年から同社相談役

原口隆行[ハラグチタカユキ]
昭和13年東京生まれ。38年上智大学経済学部卒業。凸版印刷に勤務の後57年からフリーになり、執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ひねもすのたり

5
上巻は敗戦からの十年を記録していましたが、下巻ではその後の新幹線開業までの十年(昭和30年代)を記録していきます。 終戦直後、外地からの帰還者のために引揚げ列車を数多く仕立てた国鉄でしたが、その十年後には高度成長の担い手となる金の卵たちを乗せた集団就職列車を仕立てるようになります。 当時、物流の要であった貨物は日本国中を鉄路で結び、電化により高速化し鉄道は飛躍的に進歩していきます。 すべてにおいてエポックメイキングだった昭和30年代。 そのひとつの断面を垣間見ました。★4.52015/05/13

rbyawa

0
e090、読み終わって巻末の年表を見てたんですが新幹線の建設費高騰の責任を取って辞任された十河信二さんって昭和31年の就任だったのか、時々名前を聞く方で、要するに昭和30年代の国鉄はこの方の時代だったと言うことも出来ると思うんですが、特急が多かったり、その集大成としての東海道新幹線の開業だったり、苦しい中で旅行が増えたり修学旅行も復活したり、とそんな時代。新幹線が開業して10日後に東京オリンピックとああ、こっから高度経済成長期なんだ、なんだろう、上巻の「戦後すぐ」とはもちろん違うんですが、いい時代だよな。2014/04/01

岩徳線

0
3+2012/12/11

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