目次
乾電池で電車を動かすはなし
床下点検蓋のはなし
質量・重力のはなし
集電のはなし
粘着のはなし
回生ブレーキのはなし
馬力のはなし
輪軸のはなし
レールに流れる電気のはなし
新車回送のはなし〔ほか〕
著者等紹介
辻村功[ツジムライサオ]
昭和31年(1956)神奈川県生まれ、東急東横線沿線で育つ。昭和56年(1981)早稲田大学理工学部機械工学科卒業。電機メーカーにて鉄道車両用主電動機の機構設計業務および電機システムのエンジニアリング業務に従事。外資系電機メーカーの鉄道車両部門を経て、現在鉄道車両用ブレーキシステムメーカー勤務。技術士(機械部門)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kaizen@名古屋de朝活読書会
65
          
            著者は技術士(機械)鉄道車両用ブレーキシステム製造業勤務。界磁チョッパ制御車ノッチ曲線が表紙の次。裏表紙の前は界磁チョッパ制御車主回路つなぎの図を掲載。電気屋さんたまらない。鉄道ジャーナルに「電車まんだら」という連載を「床下の仕掛け人」名で執筆したものを再構成。乾電池で電車を動かす話。起動時は電圧より電流が大事なので並列接続。クランプオンメータ、30A。床下点検蓋のはなし車軸巻上機。質量・重力のはなし 。死重(dead weight)中国では米を積む。速度引張力曲線 定トルク領域、定出力領域、特性領域。 2013/03/02
          
        のぶさん
2
          
            図や写真をふんだんに使用して鉄道(特に車両)にまつわる技術を、しろうとにもわかるように解説した力作。紹介されている内容は非常に高度。電動機の仕組みや、脱線を避ける仕掛け、集電や帰線の仕組み、制御方式、車輪の話題、材料としての鉄鋼の話など。回送の話も軽い話題かと思いきや新車回送時の制御にまつわる工夫など、どれも奥が深い。どこまで理解できたか不安だが、とても物知りになった気がする。2012/03/07
          
        しげの
1
          
            章構成が纏まり無い感じもしますが、メーカーのエンジニアが書いた本だけあって技術的裏付けがしっかりしていて素晴らしい本。2012/01/21
          
        ともたか
1
          
            メカ鉄にはビタミン剤とも思える本である。 最新鋭のライトレールにはVVVFが載っているのか! ああ 僕らの乗っていた都電とは隔世の感がある。2012/03/17
          
        

              
              

