目次
懐かしの路線回想
思い出の伊勢線
三重交通時代の鉄軌道各線回顧
青山峠旧線―大阪線・伊賀上津~榊原温泉口
県境越えのルート変更―大阪線・大阪教育大前~関屋
桜井駅構内の変遷―大阪線
奈良市内の路面区間―奈良線・新大宮~近鉄奈良
生駒山地のルート変更―奈良線・石切~生駒
向谷トンネル付近のルート変更―奈良線・生駒~富雄
上本町駅構内配線の変遷―大阪線〔ほか〕
著者等紹介
徳田耕一[トクダコウイチ]
交通ライター。昭和27年(1952)、名古屋生まれ。名古屋駅の近くで生まれ育ち、子供の頃、近畿日本名古屋駅(現・近鉄名古屋駅)の改札前で、電車をながめながら遊んだのがきっかけで近鉄にも興味を抱く。現在、中部地方有数の交通ジャーナリストとして、鉄道をメインに交通全般と旅、観光をテーマに著作を続ける。海外ものではサハリン(ロシア)、台湾の鉄道に造詣が深い。また、旅行業界での経験もあり、豊富な知識と経験を活かし鈴鹿国際大学国際学部観光学科の客員教授も務める。鉄道旅行博士(JTBグループ旅行地理検定協会認定・称号)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えすてい
7
近鉄および後に近鉄に吸収された会社の廃線はスピードアップのための経路変更・戦時中の不要不急路線休止→戦後も復活せず廃止も多々あるから、ビフォーアフターで「車両」を楽しめるシーンはあまりない。ただ、鉄道雑誌でもあまり取り上げられることがないものばかりなので、一定程度の「資料的価値」はある。2020/04/13
えすてい
5
日本最長の路線距離を誇る近鉄。大軌が中心になり関西から伊勢・河内の私鉄を次々と合併していき「近鉄」となっていった。その分、不要不急路線や高速化のための経路変更・赤字とモータリゼーションで廃止路線の数も知れず。後に近鉄に合併した私鉄各社も廃止路線を多く含んでいる。東海圏だけにとどまらず関西まで足を延ばす著者のビフォーアフター。名鉄本とともに写真が細かいのが難点。2020/04/03
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