内容説明
アメリカの広告は科学主義一辺倒ではない個人の勘と経験を尊重する思想が根底にある。アメリカにおける広告研究とビジネスの発展過程を科学的に分析した論考と現代広告に対する真摯で、刺激的なエッセイ。広告を通して人の、社会の、学問の“ありよう”を問う。
目次
第1部 アメリカ広告科学運動(広告の社会的アプローチ;広告近代化への道;広告科学運動;広告のシステムと成果;対談・19世紀のアメリカ広告再訪―だまされ方の楽しみ)
第2部 日米広告所感(広告教育を問い直す―米国の大学の教壇に立ってみて;ひとつのアメリカンライフスタイル―中西部の田舎町にて;これから社会へ出ていく君へ;広告賞の功罪―’83年日本のCM審査評 ほか)