カイゼン―日本企業が国際競争で成功した経営ノウハウ (復刻改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 404p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532605094
  • NDC分類 336
  • Cコード C3034

内容説明

テクノロジーは進歩したが、ITの奴隷になっていないか?カイゼンはリーンとグリーン。無駄のない国を作る4Pとは?時を超えて世界から支持され続ける、日本的経営の真髄。新章を追加した復刻改訂版。

目次

第1章 カイゼンとは何か
第2章 カイゼンは日本的経営の真髄
第3章 カイゼンへの王道
第4章 カイゼンの実践
第5章 カイゼン管理の手法
第6章 問題解決へのカイゼン式アプローチ
第7章 企業体質をいかに変えるか
補遺
新章 25年の時を隔てて

著者等紹介

今井正明[イマイマサアキ]
1930年東京生まれ。1955年東京大学教養学部アメリカ科卒業。1957年から約5年間アメリカに日本生産性本部の通訳員として滞在。日本企業トップのアメリカ企業視察団に通訳として随行。1961年帰国し、翌年「ケンブリッジ・リサーチ研究所」を設立、代表取締役に就任。以後約20年以上にわたり、上級管理職の斡旋、企業の競争優位獲得のためのコンサルティングに従事。1985年には「カイゼン・インスティチュート」を設立、現在会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

hiyu

3
ふと目に留まって読んでみた。TQCの話等随分時間が経った用語もあるが、決して色褪せない内容であることは確か。無論、試行錯誤で生じる心情を含めたカイゼンともいえる。バッサバッサと切り開くのではなく、ノミやカンナで少しずつ、細部に拘り仕上げていくようイメージ。2023/07/06

手押し戦車

3
改善は原因とか工程に対し無駄を根本的に見つける為に「なぜ」を5回繰り返して問題点からスタートする。製造工程に置いて次の行程の班をお客様とし品質を上げて行くその繰り返しが改善と顧客満足、競争力を上げる秘訣 プラン→生産→販売→顧客満足調査の流れによって改善点を見つける。行程の無駄を常に省く事によりコスト削減、皆が規律を守る事によってマニアルが改善される。働き甲斐のある職場、原価低減、顧客満足、地域社会貢献を全て出来るのが改善。改善とは日頃の努力の積み重ねによって長期のイノベーションを可能にできる最高の魔法2014/03/05

Kou Shingai

1
某大手企業の役員を勤めていた方から勧められて読んだ本。企業にとって重要なTQC(Total Quality Control)をカイゼンという言葉で伝えている。本書ではカイゼンとイノベーションを比較する箇所もある。著者自身はイノベーションの大切さを踏まえつつ、初期段階はコストがかかる現実を伝えている。カイゼンとイノベーションはバランスよく用いることの大切さ、その中でカイゼンとしてはどういったことが具体的に出来るかを優良企業のTQCで説明している。本書がメインで書かれていた時期の日本経済とは状況が異なるが、現2014/11/15

nizimasu

0
マネジメントにおいてイノベーションとカイゼンは車の両輪に例えられる。お互いの相互作用なくして経営の永続性は担保されない。日本の強みはカイゼンにあるという。ではイノベーションを進めるトップマネジメントの能力はどうなのか。それはトヨタの成功の背景とも結びつく。QCサークルの導入などしたメーカーは星の数ほどあるがなぜ成功しないのか。「仏作って魂入れず」とはこのことである。この本には技術論もさることながら、ことの本質が魂を入れるプロセスにあることも明らかにしている。素晴らしい2011/05/02

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