論理表現力―ロジカル・シンキング＆ライティング

高杉 尚孝【著】

日経ＢＰＭ（日本経済新聞出版本部）（2010/06発売）

• サイズ A5判／ページ数 252p／高さ 21cm
• 商品コード 9784532490942
• NDC分類 336.1
• Cコード C0034

内容説明

論理思考を勉強したのに、なぜ、あなたのプレゼンは分かりにくいままなのか？設計図（ピラミッド・ストラクチャーやＭＥＣＥで整理した思考）を描き、成果物（レポート、プレゼン）へ展開し、相手を説得するまでの実践スキルを一気通貫で学べる「使える」テキスト。

目次

第１章　メッセージ―文書作成の基本パーツ
第２章　メッセージの明瞭表現―ポイントは主語・接続語・具体性
第３章　メッセージの組み立て方―使いこなしたい思考表現技術
第４章　問題解決プロセス―ストーリー展開の基礎
第５章　ストーリー展開―理解を促す明瞭な流れ
第６章　フォーマットに落とし込む―レポート、プレゼンへの展開
第７章　説得性をさらに高める―実践のためのテクニック

著者等紹介

高杉尚孝［タカスギヒサタカ］
慶応義塾大学経済学部卒業。ペンシルベニア大学ウォートン経営大学院修了（ＭＢＡ）。モービル、マッキンゼー、ＪＰモルガンなどのニューヨーク・東京事務所に勤務。米系情報コンサルティング会社マネジング・ディレクターを経て、１９９７年に高杉尚孝事務所設立。現在、論理思考、ライティング、問題解決、交渉、シナリオ分析、ファイナンス理論など思考系分野における企業研修、コーチング、執筆活動に従事している。日経ビジネススクールの講師も務める。現在：高杉尚孝事務所代表、筑波大学大学院客員教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[陽麿（お陽さま麿やか）]

仕事上必要な論理的思考とライティングの技術が学べて大変参考になりました。責任の所在をはっきりさせるには自動詞より他動詞が有効だと気付かされました。会社で「パソコン壊れた」というと必ず「壊しただろ」と言う人いますよね。

2014/10/15

[Thinking_sketch_book]

この本は相手に理解してもらえる、心に響かせるという事を描き方、表現の仕方から提案しています。相手に自分の提案を伝え、受け取ってもらうのは難しいものです。それを少しでもわかりやすく書いているつもりでしたが、この本を読むと表現の順番などは、まだまだ足りていないことに気づきました。会社でのレポート、報告資料作成に役立ちそうな本です。最後の章は定期的に読み返してもいいと思います。

2012/05/04

[MASPY]

論理表現に関する基本について説き、次いで実践について説いています。ロジカルシンキングとロジカルライティングについて丁寧に説明されていて、わかりやすかったです。意外にも、章末に演習問題がついています。良い文書を作成するうえで必須となる「メッセージ」、それをわかりやすく表現するうえでは主語、接続語、具体性が重要である、メッセージの組み立て方（デザイン方法）等、基本からわかりやすく解説されています。

2022/04/29

[The pen is mightier than the sword]

論理表現についてストーリーのつくり方に焦点を当てたもので、説明が論理的でわかり易かった。特に説明する際に、ケースやステップごとに丁寧に的確な言葉を使って説明している。印象に残ったのは、①仮説思考は大切だが、飛躍する「仮説思考」と限られた推論に留める「結論づけ」を混乱しないようにするのが大切。…どちらかというと仮説を元に話を拡散させる人と話をするときに、それが非論理的であると見抜くための指針としてためになった言葉である。②提案を相手の直面している問題に対する解決策として位置づけることが大事。などなど。228

2016/08/21

[もやしらぁめん]

163から

2015/08/22