ウチの子内定まだなんです―我が子の就活にどう関わるべきか

園田 雅江/佐藤 訓【著】

日経ＢＰＭ（日本経済新聞出版本部）（2010/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 203p／高さ 19cm
• 商品コード 9784532490836
• NDC分類 336.42
• Cコード C0036

内容説明

我が子の就職が不安な親におくる、親にしかできない就活サポートの必読書。

目次

１　ウチの子内定まだなんです（企業からの電話連絡を待つしかない；大学四年生の後悔―今が三年生の春だったら　ほか）
２　就職活動を取り巻く環境（新卒採用の状況；採用する側である企業の活動　ほか）
３　就活生の親たち―親の気持ちと子どもの気持ち（親の就労観；親のタイプ　ほか）
４　親にとっての就職活動（我が子に働く意味を聞かれたら；就職先を選ぶ基準　ほか）
５　エピソードから読み解く我が子へのサポートの仕方（親がやるべきこと；親がやってはいけないこと）

著者等紹介

園田雅江［ソノダマサエ］
青山学院大学文学部卒業。外資系企業数社にて人事・管理部門、財務部門に従事した後、２０００年に、社会保険労務士の資格取得後、独立開業。２００３年１２月、株式会社ｇｕｓｉｎｅｓｓ（ギジネス）を設立、代表取締役に就任。人材育成、キャリア教育、採用コンサルティング、就職支援などの活動を展開中。国立大学法人電気通信大学の非常勤講師、企業の人事制度設計や評価アセスメント、人事コンサルティングの経験多数。２００９年６月、社会保険労務士法人あすらを設立、同代表を兼任

佐藤訓［サトウサトル］
青山学院大学大学院文学研究科博士前期課程心理学専攻修了。大手広告代理店にてマーケティングやブランド・コンサルティングに従事した後、２００８年に株式会社ビレイオンを立ち上げる。同年、株式会社ｇｕｓｉｎｅｓｓ（ギジネス）の取締役に就任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[Humbaba]

内定はひとつのゴールではあるが，実際にはスタートラインにしか過ぎない．しかし，それをもらうために学生は全力を尽くしている．そのようなときに，親はどのような援助ができるのか．正しい援助であっても，時期を間違えればそれはマイナスにしかならないだろう．

2010/07/29

[Ｇ]

基本的には，親は子供の状況を把握して，子供が動きやすい環境を作ることに徹するってことか。ただ，子供の状況を把握するってトコが難しくて苦戦すると。年ごとに就活状況も変化するし，親も大変だ。そもそも「良い会社」ってのも時代によってコロコロ変わるし。自分の時代やと，ソニーとか富士通とかシャープに就職って勝ち組やったのに。あと，苦戦している子供のストレスを軽減させるために「無理に就職しなくても良い」「嫌なことがあったらいつでも帰っておいで」というのは絶対ダメ，と明確に否定してたのがなかなか参考になった。

2016/11/18

[グルー]

「手を出しすぎない」「精神的な支えとなる」など、就活する子供が読んでもらいたい納得のいく内容だった。親にも読んでもらいたかったが、「私が迷惑をかけるわけない」といったタイプなので逆ギレされて終わり。目前に迫った自分の就活が不安だ…

2013/10/18

[くらげママ]

ありがちな内容だけど、あらためて文章で読むとなるほどと思う点あり。

2010/09/17

[ながちゃこ]

現在の就活がどういうものか知らない親が読むにはいい本だと思う。しかし、そもそもこのような本が出版され、親がここまで就活に関与しなければ就職できない大学生が大勢存在する、という日本の現実に絶望感を覚える。

2010/04/28