交渉学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 145p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784532490195
  • NDC分類 336.04
  • Cコード C0034

内容説明

「交渉は落としどころを探して合意するものだ」「交渉は勝ち負けを競うものだ」―交渉にまつわるこうした誤解がビジネスシーンで蔓延している。本書は交渉学の方法論をすぐに実践できるよう、図でわかりやすく解説。

目次

第1部 交渉上手になろう(プロのネゴシエーターはこうしている;ロジカルに交渉する;準備する)
第2部 交渉をマネジメントする(協議事項(Agenda)が大切
相互理解と質問
局面打開のための方法論)
第3部 最良の合意を形成する(クリエイティブ・オプション(創造的選択肢)を作る
交渉を無事終了させる(クロージング)
ビジネス交渉を成功に導くための方法論(チームマネジメント))

著者等紹介

田村次朗[タムラジロウ]
慶應義塾大学法学部卒、ハーバード・ロースクール修士課程修了、慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。ブルッキングス研究所、アメリカ上院議員事務所客員研究員、ジョージタウン大学ロースクール客員教授を経て、慶應義塾大学法学部教授、弁護士。ホワイト&ケース神田橋法律事務所特別顧問

一色正彦[イッシキマサヒコ]
大阪外国語大学(現大阪大学)卒業後、松下電器貿易株式会社(現松下電器産業)入社。ネットワーク事業の海外マーケティング担当、デバイス・生産システム事業の法務課長を経て、現在、IT教育研究所総括参事。金沢工業大学大学院工学研究科知的創造システム専攻客員教授、東京大学大学院工学系研究科非常勤講師

隅田浩司[スミダコウジ]
慶應義塾大学法学部法律学科、同大学大学院法学研究科修士および博士課程修了(法学博士)。東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を経て、現在、大宮法科大学院大学講師。専門は経済法(企業法)、国際経済法、交渉学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

摩周

2
グロービスで学んだネゴシエーションに近い内容で、メンバーに交渉を伝えるのに、最適だと思います。 交渉”学”と言うだけあり、体型立てて整理されており、交渉に携わる方は読んで損はないと思います。2021/05/05

Tetsuya Fujikura

1
交渉を理論的に説明した本。ページ数がさほど多くないものの、必要なエッセンスはしっかりと入っている。特にネゴキャン等で話してきたことは大抵網羅されている。ネゴの学生に一読をお勧めする本。2018/05/18

chokujin

0
著者のひとりが企業で実際に交渉を行っていた人ということもあってか、大変わかりやすく実用的な解説書になっている。すぐにでも仕事に活用したいし、活用できそうな内容。2017/03/22

0
交渉をするときは「目標を立て」「少しでも準備し」、また「参加者の利害も整理」してから臨み、さらに「議題を先方と話し合った上で」「第三の選択肢も考慮しつつ」「論理的に」「自分たちに最大限の利得がくる」よう努力すべき。テキトーに落としどころを見つけるような、なあなあはあかんで。…うーん参考になりましたが日本人が実に嫌いそうな内容でした。これが出来る人は確かに有能そうです。2016/09/08

bitotakeshi

0
タイトルにある交渉とは主にビジネス交渉のことだが、日常生活における他者とのコミュニケーションにも充分応用が利くと思われる。合意にとらわれすぎない、相手の立場になって考える、交渉はもめて当然という意識をもつ、流れを掴み状況が不利になったら休憩をはさむ、利益がないと判断したら交渉決裂も視野に入れる等々。本の薄さの割には結構具体的なことも書かれているので、タメになった。2015/08/19

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