出版社内容情報
【基本情報技術者試験】の【午後試験】で求められる「アルゴリズム分野」のテキストです。
文系初学者・プログラム未経験者にとってハードルが高く感じられるこの分野を、対話形式や失敗例でやさしく解説します。
◆身近な例
アルゴリズムって、そもそも何? というところからスタート。
イメージしやすい「自動販売機」や「じゃんけん」の例を紹介し、
「なぜその結果になるのか」「データがどのように処理されていくか」がわかるよう、丁寧に解説しています。
◆読みやすい対話形式
[午前編]同様、文系初学者のキャラクターと先生のやりとりで講義が進みます。
・そもそもの疑問
学生「擬似言語の"擬似"って、どういう意味ですか」
先生「擬似言語は、C言語などのプログラム言語に似せた仮想の言語です」
・データの並び替え・りんごを小さい順に並び替える
学生「Maxとあるから、きっと最大値を選び出すプログラムなんですよね。これで小さい順になるのかな」
先生「最大値を選び出して、後から置いていくというソート処理ですね」
・試験対策
学生「疑似言語プログラムの問題に挑戦する上で、これは知っておいた方がいい、ということはありますか」
先生「よく出てくるパターンというものがあります。30Xページを開いてみてくださいね」
◆過去22回分(予定)の「擬似言語問題」解説動画
過去11年・22回分擬似言語問題の解説動画を著者Webサイトに用意しました。
著者が実際にプログラムを作り、動作させながら解説しているので
「プログラムを動かすとどうなるか」を疑似体験でき理解しやすいです。
内容説明
文系・初学者のキャラクターと先生のやりとりで講義が進みます。イメージしやすい「自動販売機」や「じゃんけん」の例で解説。擬似言語問題の攻略法、よく出るパターンも紹介しています。練習問題も多数収録しています。過去22回分の擬似言語問題解説動画付き。
目次
第1章 アルゴリズム入門(アルゴリズムとは何か?;流れ図の基本と処理記号 ほか)
第2章 アルゴリズムの考え方(擬似言語とは;擬似言語のトレース ほか)
第3章 基本アルゴリズム(最大値を見つけよう;最大値の考え方 ほか)
第4章 応用アルゴリズム(2次元配列;2次元の表の演習 ほか)
第5章 擬似言語問題の演習(共通に使用される擬似言語の記述形式;擬似言語問題の攻略法はありますか? ほか)
著者等紹介
福嶋宏訓[フクシマヒロクニ]
コンピュータ系ライターとして、『合格情報処理』(学研)などで活躍。わかりやすい解説には定評がある。情報教育ライター、第一種、特種情報処理技術者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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