内容説明
記述式試験では、問題解決能力が試されます。これは適法に登記申請するために必要な「実体判断」・「架橋判断」・「手続判断」という3つの判断能力を意味します。これこそが記述式問題を解くカギなのです。本書では、これらの習得を軸にしながら、改正法の学習をしていくことができるように工夫してあります。“書式の達人”蛭町浩が記述式問題を解くカギとなる「判断プロセス」を大公開。
目次
第1章 試験の特色とその対応
第2章 実体法と手続法の基礎知識
第3章 記述式試験とは何か
第4章 適法な登記申請をするために必要な能力
第5章 複合問題の仕組み―何が記述式問題を難しくするのか
不動産登記法
著者等紹介
蛭町浩[ヒルマチヒロシ]
1984年司法書士試験合格。翌年より受験指導を開始。主に登記法の講座を担当し、20年間、分かりやすい情熱的な講義と、効率よく学習できるテキストを作り高い評価を得ている。特に「記述式(書式)対策」では、書式の類型論や実践的な問題の解法を提唱し、要件事実論に基づく書式の解き方を発案し、毎年多くの合格者を輩出している
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