出版社内容情報
投資は、中高生から始められる、最強の社会勉強である――
『残念な人の思考法』等のヒットを持つ著者が、
自らの息子たちとともに開いている投資教室をベースとして展開。
「お金持ちになるにはどうすればいいの」
「株って何?」
「どんな会社に投資するべき?」
「高い株と安い株はなにが違う?」
10代の素朴な疑問から、お金の流れと社会の仕組みを解説する。
内容説明
「普通の人」がお金持ちになる唯一の道は?親世代より豊かに暮らすために10代で知っておきたいこと。
目次
第1講 お金持ちの正体
第2講 どんな会社に投資するといい?
第3講 株価情報をどう見るか
第4講 父さんの保有銘柄
第5講 株式投資のための教養
第6講 父さんのしくじり―後悔と反省
第7講 いざ、実践。
著者等紹介
山崎将志[ヤマザキマサシ]
ビジネスコンサルタント・株式会社アジルパートナーズ代表取締役。1971年愛知県生まれ。東京大学経済学部卒。94年アクセンチュアに入社し、生損保、総合商社、製薬、リース、飲料メーカーなどに対するコンサルティングプロジェクトを経験。2003年に独立して以降、これまでに世の中に受け入れられた新規事業を5つ開発(失敗はカウント不可能)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
22
山崎さんが、高校生と中学生の息子たちに向けて株とお金を説明する体裁の本。若干ぎらついたタイトルに反して、お金のことを普通の投資本より外側の基本的なことから教えてくれます。ただ株価情報の見方で気が遠くなり、パパに似て偏差値が高いであろう山崎家の息子たちは理解できるんだろうな…。そして「おわりに」にある通り「結局それかい!」っていう結論が待っているので、株について基本的なことを知りたい人はこの本は買い、お金儲けできるコツが知りたい!とぎらついている人は「おわりに」を先に読んで見極めてからでもよいかもです。2022/01/29
しーふぉ
15
結局、インデックスファンドを長期保有という話し。最近、個別株も興味あるので参考までに。2023/11/18
ふじあつ
9
★★☆☆☆ 最後は、インデックスファンドにたどり着くのか・・・というところですが、勉強するにはとても良い教材だと思います。ただ、株式投資で儲けるというところに主眼が置かれています。昨年か一昨年に読んだ新井和宏さんの『投資はきれいごとで成功する』が一番ためになりました。2022/01/10
tktcell
5
わかりやすく。子供たちに教えるように解説してくれる、株の話。すごく内容が濃いわけではないけれど、うんうんと頷きながら読める本だった。2022/04/17
読書国の仮住まい
3
著者が実際に2人の子供に行った講義を元に書籍化。 当たり前だが株は上がるか下がるかしかなく、株主は買うか売るかしかない。 そして買った株が上がるのか下がるのかは投資家の努力とは無関係。 企業の成功を祈るしかない。 本書の結論はインデックスファンドへのドルコスト平均法での長期投資。 余裕資金で自己責任で行う。 信用取引は絶対にしない。 かくいう私もそれなりの勉強代を払ってきたので分からん話でもない。 地道にコツコツ長くやろうっと。 『株式投資の報酬は、我慢に対する報酬である』とはウォーレン・バフェットの言。2023/08/08