出版社内容情報
バフェット、グレアム、ピーター・リンチ……投資賢者たちの手法を「シクリカル」「成長株」「バリュー株」の3種類に分類して解説。
内容説明
バフェット、オニール、ピーター・リンチ…カリスマたちの手法を人気アナリストが分析。どんな相場でも利益を出せる!好評のロングセラーをリニューアル!
目次
1章 「株式投資のスタイル」をチェックしよう(天才少年投資家、マット・セトに学ぶ;セクター分類から市場の特徴を知る ほか)
2章 シクリカル(景気循環株)を探す(シクリカル株とは;シクリカル銘柄の株価の特性 ほか)
3章 バリュー株を探す(バリュー株投資は割安株を探すこと;PBRを極める ほか)
4章 成長株を探す(成長株投資は、なぜむずかしいのか;成長株の達人に学ぶ―オニール、リンチの場合1 ほか)
著者等紹介
鈴木一之[スズキカズユキ]
株式アナリスト。1961年生まれ。1983年千葉大学卒業後、大和證券に入社。1987年に株式トレーディング室に配属。2000年よりインフォストックスドットコムに場を移し、日本株チーフアナリストとして株式市場を景気循環論でとらえる「シクリカル銘柄投資法」を展開。その後、バリュー株、成長株へと対象を広げる。2007年より独立。テレビ、ラジオでの市況解説を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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のり
8
勉強になった。このやり方で利益を上げるというやり方を紹介している訳ではない。何故株価が変動するのか、変動する根元には素材の値動きが関わっている、株価の先行性など、投資の根本を知ることができる。そうした根本を知った上で賢者の手法を学び、自分の投資スタイルの方向性を考えることができる。この本で紹介される賢者の手法を学ぼうとすれば相当な時間がかかる。この本を読むだけでざっくりと賢者の考え方が分かる。この本を分岐点として自分に合った賢者の投資手法の本に分岐していこうと思う。私の場合はオニールの手法を学んでみよう。2020/07/05
wang
1
ファンダメンタル分析。シクリカル株・バリュー株・成長株に分類して各分類での投資法。シクリカルに関する記述が多い。事例が多く、具体的な数字も細かいので納得感がある。シクリカルではトップダウン。他はボトムアップで銘柄を探す。PERはどの投資法でも売買決定の指標としては使いにくいという記述は初めて見た。2022/09/01
ばしこ♪
0
バリュー株に挑戦してみようかな。PBRと自己資本比率を基にピックアップしてみよ。2021/10/19