出版社内容情報
中国の失速は新興国によって増幅され、世界危機に波及し、日本経済を直撃しかねない。最悪の経済リスクシナリオを公開する。
内容説明
アメリカがくしゃみをすると日本が風邪を引くといわれたのは20世紀の話。今や、中国がくしゃみをすると世界が凍てつく時代だ。本書は、中国・新興国の経済危機が米国、日本といった先進国に波及し、世界連鎖不況に陥るメカニズムを分析。本書が示すリスクシナリオ「第4局面」では、新興国が深刻なバランスシート調整圧力を抱え、先進国も含めた世界連鎖不況・同時不況に陥る。世界連鎖不況は、アベノミクスにとっての最大のリスクだ。
目次
1 鳴動―忍び寄る世界連鎖不況
2 異常―世界大恐慌再来の「第4局面」
3 断絶―中国大調整期に突入した「世界の時限爆弾」
4 連鎖―新興国リスクの検証
5 加速―地政学という第3のリスク
6 逆流―想定外のマネーフロー
7 衝撃―最大の被害者は日本
終章 処方箋―大恐慌再来を回避できるか
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