平凡社ライブラリー<br> 大いなる小屋―江戸歌舞伎の祝祭空間

平凡社ライブラリー
大いなる小屋―江戸歌舞伎の祝祭空間

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  • サイズ 文庫判/ページ数 427p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582760422
  • NDC分類 774.5
  • Cコード C0374

内容説明

橋を渡って芝居へ行く。櫓〈やぐら〉や看版、鼠木戸、桟敷、船、幕…。また役者の名や紋―この世界を構成するさまざまなもの・ことの意味を解き、失われた近世の芝居小屋=祝祭空間を再現する、〈戯場国〉の精神史。

目次

芝居小屋論序説
都市の中の芝居町

積物・看板・提灯
鼠木戸
桟敷
上手・下手
橋・道


稲荷町
役者の紋
役者の名
見得
讃州金毘羅大芝居訪問記
現代につくりたい「芝居小屋」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

石橋

1
顔見世興行観劇前に読む。読んだことによって、芝居小屋が作り出す異空間をさらに詳しく実感できた。鼠木戸は通ってないが、確かに一歩入ったところから別世界だった。梨園の様々な仕来りや風習が「時代錯誤」と言われたりするけれど、錯誤大いに結構じゃないか。夢の国は舞浜だけじゃない、木挽町にもあるのだ。2019/11/18

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