内容説明
団塊の世代が65歳になり、本当にリタイアし始めた。働き手が減ると同時に、社会保障の受益者が急増する。すでに超高齢社会を迎えた日本で、逃げ切りは可能だろうか。雇用・消費・財政・経常収支・医療・年金・介護など様々な角度から今後の日本経済・社会を検証する。暗い将来予測から目をそらさず、改革への道標を示した提言の書。
目次
第1章 人口減少と高齢化による歪み
第2章 団塊の世代がリタイアする影響
第3章 それぞれの世代の経済実態―雇用・所得・消費の視点から
第4章 財政健全化への道筋
第5章 増大する社会保障給付の問題
第6章 日本経済の将来見通し―産業構造と雇用情勢
第7章 活力ある日本経済維持への挑戦
著者等紹介
永濱利廣[ナガハマトシヒロ]
第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト。1995年早稲田大学理工学部卒、2005年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。1995年第一生命保険入社、1998年より日本経済研究センター出向、2000年より第一生命経済研究所経済調査部副主任研究員、2004年より同主任エコノミストを経て、2008年より現職
鈴木将之[スズキマサユキ]
第一生命経済研究所経済調査部副主任エコノミスト。2003年慶應義塾大学商学部卒業、2005年慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程修了、2008年慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士課程単位取得退学。2008年第一生命経済研究所入社。2008年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
イオ
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