事業会社のためのABL入門―動産・債権担保融資による新たな資金調達

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  • サイズ A5判/ページ数 215p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784532354961
  • NDC分類 338.54
  • Cコード C3033

内容説明

不動産がなくても融資を受けられる!運転資金が借りやすくなる画期的な手法とそのメリットを、事業会社の立場から解説。

目次

第1章 なぜ今、ABLが必要なのか
第2章 米国で普及するABLに学ぶ
第3章 運転資金ファイナンスで活きるABL
第4章 担保を変えるABL
第5章 ABLの実務のポイント
第6章 大きく広がるABLの可能性

著者等紹介

金城亜紀[キンジョウアキ]
立命館大学金融・法・税務研究センター客員研究員。1962年生まれ。87年、東京大学教養学部教養学科卒業。同年、日本興業銀行に入行。92年、米国コロンビア大学経営学修士(MBA)。日本興業銀行国際営業第三部、金融商品開発部、ニューヨーク支店勤務などの後99年退社。IBMビジネスコンサルティングサービスシニア・マネージャー、ABNアムロ証券東京支店取締役マネージング・ディレクターなどを経て、07年、ABL関連業務で世界最大手の米ゴードン・ブラザーズと日本政策投資銀行との合弁事業であるゴードン・ブラザーズ・ジャパン代表取締役CEOに就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tao Yamamoto

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中長期の設備投資や初期費用など投資性の高い資金調達に対してのコーポレートファイナンス、運転資金調達に対してのアセットファイナンスと大別され、前者を投資銀行、後者を商業銀行が担う形を進めたアメリカと、前者も土地を担保として商業銀行(長期銀行)が担った日本の背景やABLが必要となった流れを理解できる。あくまで概念書であり実務書ではない。2016/04/11

とりもり

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Amazonのレビュー評価が高かったので読んでみたが、今一つな印象。「事業会社のための」と銘打たれているが、実務的なノウハウは薄い。法律的な解説書よりはとっつき易いが、著者の略歴から実務にすぐ役立つ本を期待していたので、正直かなりがっかり。いっそのこと「みんな、ABLやろーぜ」的な軽いノリの方がまだ良かったかも。著者の考えるABLのメリットが、貸し手と借り手の理解が深まる以外に感じられなかった。手形の衰退が中小企業金融を圧迫している点についての指摘は激しく同意。諸悪の根元は印紙税だな。★★★☆☆2013/10/11

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