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バーゼル3は日本の金融機関をどう変えるか―グローバル金融制度改革の本質

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  • サイズ B6判/ページ数 305p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532354619
  • NDC分類 338.5
  • Cコード C3033

内容説明

IFRS、ボルカールールなども踏まえた一連の制度改革が、どこまで、どのように影響するのかを実践的に解説。メガバンクの実数値を用いて試算するなど、影響を具体的に予測する。

目次

第1章 リーマンショックが変えた世界の金融秩序
第2章 世界の金融制度の抜本改革
第3章 国際会計制度改革と金融機関
第4章 バーゼル3のインパクト
第5章 金融機関の経営はこう変わる
第6章 国際合意の変遷と特徴
第7章 バーゼル3の詳細な枠組み
終章 規制のあした

著者等紹介

藤田勉[フジタツトム]
シティグループ証券株式会社取締役副会長。シティ資本市場研究所理事長。慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所客員研究員。慶應義塾大学「グローバル金融市場論」講師。一橋大学大学院修了、経営法博士。2006‐10年日経ヴェリタス人気アナリストランキングストラテジスト部門5年連続1位。内閣官房経済部市場動向研究会委員、経済産業省企業価値研究会委員などを歴任

野崎浩成[ノザキヒロナリ]
シティグループ証券株式会社マネジングディレクター。1986年慶應義塾大学経済学部卒業。91年エール大学経営大学院修了。博士(政策研究、千葉商科大学)。埼玉銀行、HSBCなどを経て、2004年5月より現職。10年日経ヴェリタス人気アナリストランキング総合1位(全産業)、05~11年同ランキング1位(銀行部門)。04~11年インスティテューショナルインベスター誌アナリストランキング1位(銀行部門)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

枕流だった人

0
白井市立図書館

horihorio

0
銀行規制の流れについて、1→2→3と歴史的経緯の流れを追って解説している本。規制対応の実務ノウハウを求めるのならば不適当な書籍。但し、規制自体も論理的に頑強というわけではなく、むしろ国際世論や政治的な動きの中での妥協の産物、という側面もある以上、背景を知ることは、真の「規制対応」になるのかも知れない。(興味によって1冊目になるか何冊目になるかは流動的だが)バーゼルの実務に携わるのであれば、読んで損はないと思う。2012/03/23

Char

0
★★ 今日の感想は箇条書きで。 ・本書は新たな金融機関のルール「バーゼルⅢ」について、歴史、背景、必要性から具体的な項目までを網羅。 ・結局、金融機関に限らず許認可業界ではレギュレーションを作る立場が一番強い。 ・レギュレーションを作る立場でない多数の人々は、せめてそのレギュレーションが形成されたバックボーンや空気を把握しておく必要がある。 ・バーゼルⅡでは銀行経営者=性善説にたっていたが、リーマンショック後のバーゼルⅢでは性悪説にたっている(性善説の反動なので強めの性悪説)。監督指針といった形で我々の身2012/03/27

Sato1219

0
「G-SIFIsとは、ライセンスでも、銀行の格を表象するものでもなく、その経営危機が取引内容の特性などを通じ、金融システムに迷惑を与える候補者というだけである。」という途中の下りから、終章での邦銀経営者への苦言(「公器」を重んじるあまりの株主軽視など)と多少ニュアンスの変遷も見て取れるが、全体に時流におもねることに対する批判的なスタンスを感じた。6章、7章のテクニカルな部分は少し分かりにくかった。2011/10/23

たも

0
バーゼルに関する問題意識は理解できるものの、IFRS9に対するその影響を考える必要がある。もう少し実務的な本を読もう。2011/08/07

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