金に何が起きているのか

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532354282
  • NDC分類 337.31
  • Cコード C0033

内容説明

金価格高騰はバブルなのか、日本国債は安全か、円高は進むのか…。「金」というモノサシを通して不透明な世界情勢を見通すための視点を提示する。

目次

第1部 金を見る目を養う(金価格高騰はバブルか;国際経済不均衡から見えてくるもの;ドル高でも金高の謎;金を通して日本を読む ほか)
第2部 金の基礎知識(拡大する金の需要;金の生産・保有;金の歴史;金投資の方法 ほか)

著者等紹介

豊島逸夫[トシマイツオ]
ワールドゴールドカウンシル日韓地域代表。1948年東京生まれ。一橋大学経済学部卒。三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて貴金属ディーラーとなる。同行で南アフリカ、ロシアなどから金を買い、アジアや中近東の実需家に金を売る仲介業務に従事。さらにニューヨーク金市場にフロアトレーダーとして派遣され、現場の経験を積む。その後、金の国際機関ワールドゴールドカウンシルに移り、非営利法人の立場から金の調査研究などに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Junichi Wada

2
プラチナ投資(現物)を考えて知識獲得のために読む。足下はプラチナの価格が金を下回っていて、投資妙味を感じたため。2015/08/23

ねこ★P

1
金の裏表の背景がわかる本。投資機関、外資、仕手などにも触れられていて投資全般が好きな人にも参考になると思います。あと中国の資金力はやっぱりすごいものなのだと改めて実感。少しは金を買うかなーと思いましたw2011/07/26

どりたま

1
前作(2008年)から2年。当時からさらに金価格が上がり、その舞台裏を説明している内容になっています。2部構成になっていて、Ⅰ部は前作の続き(内容はそれほど変わっていない)、Ⅱ部は金の基礎知識になっています。巻末には実際の金の買い方・売り方、リサイクルを実際の店舗で取材した形式で書かれているので非常にわかりやすかったです。余裕資金300万円あれば、買いたいのだが…2011/03/03

ハイツ黒猫

0
金の需要構成が大きく変わりつつある。素材の高騰で、宝飾品一個当たりの金消費も急減し、 代行素材との競合、金の低品位化が進行している現在。 日本は最大の宝飾需要国であったはずなのに、現在のデフレ傾向を映しているようで興味深い。 その価値は、マテリアルとしてはもちろん、センチメンタル・バリューとして呼ばれる特性故、需要のシーズンは集中し世界の価格動向に影響を与える。 個人的には、経済的な金の需要についての項目が大変勉強になりました。インドのダウリー(持参金)や著しい需要伸びが激しい中国についてや金貨史など。2013/07/02

non

0
 ('13-17)第一部の情勢などより、第二部のもしも!と遊べる方が楽しく読めた。もっと早く金の存在、手段、選択肢に気づきたかったな、とはもちろん、後の祭り。今この時にも、知らない何かがあるのだろうな。2013/01/27

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