内容説明
日本はその衝撃を理解しているのか！？金融システムの健全性を監視し、市場型システミック・リスクへ的確に対応するルールづくりを、問題の所在、改革の方向性、課題、日本の対応の４つの観点から第一人者が包括的に解説。
目次
第１章 始まった新金融秩序の模索（リセットされた世界の金融市場；リーマン・ショックに至る道のり ほか）
第２章 システミック・リスクへの対応（マクロ・プルーデンスという発想；新たなシステミック・リスクへの挑戦 ほか）
第３章 新しいリスク・マネジメントとプロシクリカリティへの挑戦（自己資本比率規制の強化と見直し；流動性リスクへの対応 ほか）
第４章 規制ギャップへの対応（ヘッジファンド規制；証券化市場改革 ほか）
第５章 これからの金融の姿と日本（二正面作戦が必要となる日本の金融行政；既に修正されてきた「市場原理主義」 ほか）
著者等紹介
淵田康之［フチタヤスユキ］
１９５８年北海道生まれ。１９８１年東京大学経済学部卒業、野村総合研究所に入社。シカゴ大学経営大学院修了（ＭＢＡ）、野村総合研究所資本市場研究部長などを経て、現在：野村資本市場研究所執行役、金融審議会委員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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