内容説明
一見まったく別の現象にみえる、米国発のグローバル金融危機と日本のバブル崩壊後の金融危機は、実は同一の根源から発した“崩壊”だった!「行き過ぎた不動産融資」と「大規模な信用収縮」をキーワードに、激変する金融市場の行方を読み解く。
目次
第1章 ダブル・クラッシュ―火を噴いたサブプライムローン問題
第2章 ルックバック一九九七
第3章 秘かに進行する金融危機―発生メカニズムの解明
第4章 銀行の自己資本と金融危機との関係
第5章 金融監督行政と金融危機
第6章 金融危機と実体経済―連鎖する事象
第7章 世界は危機をどう脱するのか
著者等紹介
渡部和孝[ワタナベワコウ]
1973年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、プリンストン大学大学院博士課程修了。総務省、大阪大学社会経済研究所講師、東北大学経済学部助教授などを経て、慶應義塾大学商学部准教授、Ph.D.(プリンストン大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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