なぜGMは転落したのか―アメリカ年金制度の罠

なぜGMは転落したのか―アメリカ年金制度の罠

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  • サイズ B6判/ページ数 351p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532353520
  • NDC分類 366.46
  • Cコード C0033

内容説明

世界一の自動車メーカーとして君臨し、優秀企業の代名詞だったGM(ゼネラル・モーターズ)は、なぜ経営危機に陥ったのか?その最大の元凶は、巨額の会社負担を伴う手厚い企業年金制度である。半世紀にわたる経営者、労働組合、政府の無策と妥協によって膨れ上がった退職者へのコスト―年金や医療費の支払いは、会社の利益を食い尽くし、債務超過へと転落させたのだった。そして同様の現象が今、優良企業や地方自治体を次々に破産させている…。全米屈指の金融ジャーナリストが、「アメリカ経済のブラックホール」と呼ばれる年金問題を切り口として、世界経済を揺るがすビッグスリー救済問題の背景を解説。年金基金の運用悪化に直面する日本の企業に貴重な教訓を与える注目作。

目次

第1部 誰がGMを殺したか(ビッグスリーとデトロイト協定;妥協と無策の果てに)
第2部 年金をめぐる戦い(「公務員」という名の特権階級;ストライキ!)
第3部 自治体が破産するとき(最高の都市、サンディエゴ;年金をめぐる陰謀;支払期日の到来)
結び 打開策

著者等紹介

ローウェンスタイン,ロジャー[ローウェンスタイン,ロジャー][Lowenstein,Roger]
10年以上にわたってウォール・ストリート・ジャーナル紙の記者として活躍。1989年から91年にかけて同紙株式欄にコラム“Heard on the Street”を執筆。ニューヨーク・タイムズ・マガジン誌やスマートマネー誌など経済・金融各紙誌に寄稿し、全米屈指の金融ジャーナリストとして知られる。作家としても高く評価されており、とくに巨大ヘッジファンドの破綻劇を描いた『天才たちの誤算』(日経ビジネス人文庫では『最強ヘッジファンドLTCMの興亡』に改題)は全米ベストセラーを記録した

鬼澤忍[オニザワシノブ]
翻訳家。1963年埼玉県生まれ。成城大学経済学部経営学科卒業。埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

7
年金制度は経年疲労しているようです。そもそも長期運用を考慮されていないようにも思えますね。自動車業界だけでなく新聞業界も社員年金に手厚いと聞いたことがあります。2019/04/14

メルセ・ひすい

2
同社を破産の崖っぷちに追い込んだのは会社の利益を食いつぶす企業年金の罠だった! 手厚い企業年金制度である。半世紀にわたる経営者・労働組合、政府の無策と妥協によって膨れ上がった退職者のコスト、優良企業、地方自治体も次々破産させている。 年金プランを超えた長寿 ・・計算不能!・・・2009/04/10

のぶ

1
表紙はGM本社(低く見えますが実際は高速ビルの先っちょのアップ写真)です。こうして見るとGMをテーマにした本みたいですが、7章中の最初の2章がGMvsUAW(労組)の話で、あとはニューヨーク市を中心とした自治体の(いくつかの職種の)職員の年金破綻の話です。日本でも年金制度について醜聞や将来への懸念が取り沙汰されていますが、例に漏れずというか米国がこういう問題についても(良きにつけ悪しきにつけ)少し先を走っているようです。本書は5年程前の刊行ですが、GMの年金はその後の動き(債務削減とか)もあるようですね。2014/03/16

platoon

1
2009年刊。アメリカ・マスゴミ出身らしくずいぶん盛っているという感じはするがやはり怖さはある。表をつけて欲しかった。タイトルがクソ。ドキュメンタリとしてではなくノベルとして読むべきか2012/07/12

koba23

1
年金のからくりがよくわかる本。問題を先送りするところは、日本も他人事とは思えない、というかすでにそうなっている?2012/03/21

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