内容説明
日米円・ドル協議から、プラザ、ルーブル合意、構造協議まで80年代から90年代初頭に繰り広げられた通貨交渉の舞台裏を、当事者の秘録・証言で綴る。
目次
第1章 市場開放の起点―日米円・ドル協議はこうして始まった
第2章 円・ドル協議の綱引き―ワシントンにおける折衝
第3章 円・ドル委員会合意の構図―大蔵省・財務省連合の妥協
第4章 プラザ合意の形成―ドル高是正の演出者たち
第5章 プラザ合意の駆け引き―ドル高是正の力学
第6章 円高症候群のニッポン―止まらぬドル安・高まる悲鳴
第7章 債権大国と攻めの通貨外交―ジャパンマネーの存在感
第8章 日本改造への試み―日米構造協議の綱引き
第9章 通貨外交とは何だったのか―「広場協議」と日米中
著者等紹介
滝田洋一[タキタヨウイチ]
日本経済新聞社経済部編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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