出版社内容情報
●不確実性が極めて高まっている今日、過去のデータ、市場調査、勘などに頼っていてはイノベーションを生み出すことはできない。ライブの環境(実際にビジネスが行われている現場)で、顧客などを巻き込んだリアルタイムのビジネス実験(A/Bテストなど)をすばやく繰り返し、学習することでイノベーションを生み出す確率を高められる。
●デジタルツールの登場で、実験のコストは大きく低減した。しかし本当に重要なのは、科学的なビジネス実験に基づく意思決定を行う、「実験文化」の構築である。本書は豊富な事例を元に、その方法論を提示する。
●本書では、アマゾン、ブッキングドットコム、フェイスブック、グーグル、マイクロソフトなどのデジタル企業のみならず、ams AG(半導体製造)、バンクオブアメリカ、レゴ、3Mなどの「非デジタルネイティブ」企業がいかにしてビジネス実験を取り入れていったか説明する。
内容説明
アマゾン、グーグル、マイクロソフト、ブッキングドットコム、IBM、トヨタ―活用事例満載。
目次
序章 ビジネス実験は不可欠である
第1章 なぜ実験は有効か
第2章 優れたビジネス実験の条件は何か
第3章 オンラインでの実験はどのように行うか
第4章 大規模な実験に対応できる企業文化とはどのようなものか
第5章 実験志向の組織の内側
第6章 実験志向の組織になる
第7章 ビジネス実験にまつわる7つの通説
終章 未来を垣間見る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さぼてん
4
マーケティングにおいて実験は絶対必要なのは知ってるからこそ、実験するための仕組みやルールは必須である。また実験するにしても、仮説→実験→次の実験に対するフィードバックの一連の流れは重要。失敗管理もチームの心理的安全性に繋がる。それにしても内容はおもしろいけど読みにくかった。2022/03/20
ireadertj
3
面白かった。この本もっと読まれてもいい気がした。VUCA時代におけるデータ活用の本質をついたものであると思った。自分の考えともとてもフィットして、それを言語化されているものでとても参考になった。2022/08/23
Kanetaka M. Maki
0
フィールド実験入門書2022/11/07
mobiile
0
WBS牧さん2021/08/31