脱炭素経営入門―気候変動時代の競争力

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脱炭素経営入門―気候変動時代の競争力

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  • サイズ 46判/ページ数 309p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532324025
  • NDC分類 519.13
  • Cコード C0034

出版社内容情報

経営の意思決定精度向上に向けた、脱炭素経営本の決定版
気候変動が企業価値に影響する背景・経路・ロジックを「腹落ち」するための本格的入門書。

日本では十分に浸透していない気候変動の真のビジネスリスク・チャンスについて、その背景や基本的なロジックを丁寧かつ具体的な事例を交えて解説。経営目線で見た脱炭素化の重要性を「腹落ち」し、意思決定の質向上に資する知見を包括的に盛り込んだ1冊。

◆脱炭素社会への変化の本質を理解し、市場や企業の動向を見極める視座を提供
 気候変動に関連した政策、投資、技術開発、企業の取り組みなどのニュースが日々報じられています。
 しかし、それらの「現象」を知るだけでは十分ではありません。石炭火力発電への逆風やEVへの急速な変化など、日本では予想されていなかった変化も多く、これらの動向を見極めるには、現象の背後にあるファクトやロジックの理解が欠かせません。

 本書では、科学、世論、政策、技術、投資など、脱炭素化の潮流を形作る重要なファクトやその背景にあるロジックを一気通貫で解説し、断片的なピースを統合することで、企業における意思決定の質向上に資する知見を提供します。

◆脱炭素経営のグローバルスタンダードの理解
 2022年度より東証プライム市場で実質的に義務化されるTCFD(気候リスク情報開示)から、科学に準拠した 企業の削減目標(SBT)、Apple社をはじめ、世界の先進企業が取り組むRE100など、脱炭素経営のグローバルスタンダードについて、その意味合いや企業に求められる対応などを解説します。

◆日本企業の生々しい試行錯誤や実践事例を紹介
 本書は、日本の大手企業らで構成される日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)の全面協力を得て、理論面だけでなく、企業が脱炭素化に向き合う際の生々しい議論や実践事例を数多く掲載しています。脱炭素経営に熱心に取り組む企業において、何が議論され、どのような意思決定がなされたのかなど、リアルな企業事例を紹介します。

内容説明

削減目標の設定、再エネ調達、投資家対応、情報開示まで、企業の具体例を交えて実践的に解説。

目次

プロローグ 日本企業が垣間見た世界の脱炭素の潮流―グローバル企業のトップは気候変動会議に集う
第1部 気候変動の文脈とロジック(気候変動は「社会基盤を脅かす重大リスク」;気候危機の回避には「破壊的な変化」が求められる)
第2部 変化を迫られる投資と経営(気候変動の企業への影響(リスク)
激変する世界金融の投資基準)
第3部 脱炭素経営の実践(脱炭素経営のグローバルスタンダード)
エピローグ 脱炭素経営の意義

著者等紹介

松尾雄介[マツオユウスケ]
公財)地球環境戦略研究機関ビジネスタスクフォースディレクター/JCLP事務局エクゼクティブディレクター。株式会社三和銀行(現三菱UFJ銀行)、日本におけるESG投資顧問の草分けである株式会社グッドバンカーを経て2005年より現職。龍谷大学経済学部卒。ルンド大学(スウェーデン)産業環境経済研究所修士課程修了(環境政策学修士)。気候変動と企業の関わりについて一貫して研究活動を実施。日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)の事務局責任者を務める傍ら、神戸大学非常勤講師、グローバル企業の気候変動アドバイザー、RE100アワードの審査員、自治体による各種審議会委員などを務める。受賞歴:2010年度エネルギー・資源学会第14回茅奨励賞、環境省第9回、第11回NGO/NPO・企業環境政策提言最優秀賞など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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yyhhyy

4
銀行家であり日本気候リーダーズ・パートナーシップ事務局長である著者が紹介するカーボンニュートラルの各国・企業の本気度とそれを受けて動いているJTC企業のコメント紹介。SBT/RE100の紹介。クリーンコールが避難された経緯など日本のスピード感や消費者教育が他国から”浮いて”見えている様子など深刻度合いの認識の参考になる。2023/06/18

yuki

3
脱炭素について非常にわかりやすく丁寧に説明されており、とても良い本であった。10年後には「脱炭素経営」という言葉は「脱公害経営」などという言葉が無いように、当然のこととなるという指摘に納得した。2022/03/15

Tsuyohsi Ito

2
仕事の勉強のために購入して読んでみましたが、日本社会全体や産業界、自分自身の脱炭素にたいする意識改革の遅れを思い知らされました。 自分の感覚的には、地球温暖化に対して世界的に決着がついてベクトルが合ってきた所かと思っていたのですが、そんな感覚は全く周回遅れでした。世の中は地球温暖化やエコロジーなんてある意味生易しい感覚的な表現はとっくに通り越して、気候変動や気候危機なんて表現に置き換わっているそうです。それどころか、炭素税の導入や情報開示に対する投資判断など、企業活動に直結する状態になっているそう…2022/04/24

じゅんぺい

1
RE100,TCFD,SBTなど、パリ協定の流れかなと漠然としか理解できていなかったが、それぞれの関係性や意味合いがよく理解できた。経営者の立場に立つと理解はできるが今すぐとなるとコストでしかないのは明らか。現地視察やヨーロッパを中心とするムーブメントを肌身で感じないとなかなか理論だけあっても理解できないだろうなと改めて思った。2023/11/14

うえぴー

1
わかりやすく良かった。実際に導入してやって行けるかは別問題だけど。★2023/09/10

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