出版社内容情報
毎日のミーティングも業務報告も不要!
リモートワーク時代のブレない経営を創る経営計画手帳(ライジングコンパス)の秘密
昭和から平成、さらに令和へ。今、社員の会社への「帰属意識」は薄れつつある。そこに加速するリモートワーク。「出社しない」が当たり前になる状況で、働き方改革も進む。会社から物理的に離れることで帰属意識はますます薄くなり、会社が設定した「目標」と個人の「取り組み」との間にもブレが生じていく。部下の仕事ぶりが心配で毎日、テレビ面談をする上司。「ジョブ型」への転換を検討し始める企業――今まさに、令和の時代にふさわしい、社員の「やる気」を高め・維持する方法が求められている。
ジョブディスクリプションや面談の仕方を見直しても、基本は変わらない。大事なのは、社員がトップの方針を正しく理解し、それに従った正しい選択をし、最大の成果を出せるかだ。つまり会社が何を目指し、社員が何をすれば会社が成長し、それが社員にどう返ってくるのか……トップからの明確なメッセージが社員に浸透していることだ。指示系統がなくてもメンバー1人ひとりが自分たちのルールや仕組みを理解し独自に工夫し、意思決定していくためには、いつでも、どこにいても社員の中に浸透している会社・トップの理念がなければならない。
そのために著者が実践、コンサル先でも成果を上げてきた実践ツールが「ライジングコンパス(経営計画手帳)」だ。会社(社長)のビジョン・理念、経営計画、長期目標、報酬、責任の所在――意思決定に必要な全てが、わかりやすい言葉と具体的な数字で記されている(デジタル化することで動画も見られる)。全社員が共有することで、組織にとって正しい方向に社員のパッションとエネルギーを集約し、維持できる。まさに令和の時代になくてはならない「バイブル」になる。
本書は、学生就職先としても人気企業のトップで、メディア露出も高まっているいま注目の経営者の一人である筆者が、自らの実践を通じて蓄積してきたノウハウをもとに、デジタル化・リモート化時代のブレのない経営組織を作るライジングコンパスのあり方をわかりやすく解説する。
内容説明
社長の言葉、ちゃんと伝わってますか?1冊の「魔法の手帳」が実現する、リモート時代でもブレない「羅針盤経営」。
目次
第1章 なぜ社員は仕事に熱意を持てないのか?
第2章 潰れた会社のほとんどは未来を明確に決めていない
第3章 社員が自ら動くためのマネジメントの仕掛け
第4章 3日間の合宿でつくる経営計画手帳
第5章 会社のお金の集め方
第6章 想いがないと社員はついてこない
第7章 言葉を定義し、ルールを整備する
第8章 羅針盤が社員に未来の希望を示す
著者等紹介
近藤悦康[コンドウヨシヤス]
株式会社Legaseed代表取締役CEO。1979年岡山県生まれ。千葉工業大学大学院(経営工学)修了。2002年、大学院在学中に人材教育コンサルティング会社に入社。11年、同社を退社し独立。13年、株式会社Legaseedを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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