ネットフリックスvs.ディズニー―ストリーミングで変わるメディア勢力図

個数:
電子版価格
¥1,760
  • 電書あり

ネットフリックスvs.ディズニー―ストリーミングで変わるメディア勢力図

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 13時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 259p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532323837
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0034

出版社内容情報

この本が詳述するメディア産業の急変化は、
本質的には全産業で起こりつつある
――村上憲郎さん(元google日本法人社長)

いち早く国際的動向に注目した著者だから語れる、
ネットに抜かれたコロナ時代のテレビの真実。
――服部 桂さん(ジャーナリスト)

伝統と新興。両者が散らす火花は、変革の光明か、爆発の火種か。
答えを知るために必読の一冊
――クロサカタツヤさん(経営コンサルタント)

映画、アニメ、スポーツ、報道――。
「ストリーミング・ファースト」の最前線を追う。

新型コロナによる巣籠もり消費は、
インターネットの動画配信、ストリーミングにとって
絶好の追い風になった。
躍動するネットフリックス、事業転換を図るディズニー、
既存メディアを飲み込むGAFA、
アジアで支配力を強める中国勢。存在感を失う日本――。
デジタルメディアウォッチャーによる緊急報告。

○インターネットを使った動画配信であるストリーミングは、ハリウッドの巨人ウォルト・ディズニーの参入により、戦国時代に突入した。本書はNHKとTBSで主にデジタルメディアの取材をしてきた放送記者が、ストーリンミングビジネスの最新動向を紹介する。

○映像ビジネスは、映画館、地上波テレビ放送、ケーブルテレビ、衛星放送を利用した配信から、インターネットに移行しつつある。ネットでも数百万の同時アクセスをさばく技術進歩を背景に、インターネットこそが映像ビジネスの主戦場になってきている。

○ディズニーは19年3月、同業である21世紀フォックスを買収、ディズニーアニメに加え、スター・ウォーズやアベンジャーシリーズなど世界的ヒット映画の映像資産を多数所有する世界最大のメディア企業になった。その勢いそのまま、スポーツ(ESPNプラス)に続き、映画とテレビ番組のネット配信ビジネス・ディズニープラスをスタートさせ、牙城ネットフリックスへの挑戦を始めた。

○ディズニーだけではない。ワーナー・メディア、NBCユニバーサル、バイアコムも相次いで、ネット動画配信への参入を宣言した。欧米メディアは、この新旧勢力の対決を“ストリーミングウォー”の時代到来と伝えている。

○対するネットフリックスなどIT企業は、更なるビジネスの拡大に走る。ネットフリックスは、イギリス、スペイン、フランスにコンテンツ製作スタジオを新設し、海外での事業展開を強化。また昨年の「全裸監督」の大ヒットを契機に日本をアジアの最重点拠点と位置付け、日本のオペレーションの拡充を進めている。アップルも、ネット配信アップルTVプラスを11月から世界100カ国で開始した。

内容説明

新型コロナによる巣籠もり消費は、インターネット配信、ストリーミングにとって追い風になった。躍動するネットフリックス、事業転換を図るディズニー、既存メディアを飲み込むGAFA、アジアで支配力を強める中国勢。存在感を失う日本―。デジタルメディアウォッチャーによる緊急報告。

目次

第1部 アメリカの新旧メディア戦争(躍動するネットフリックス;事業転換を図るディズニー;岐路に立つメディアコングロマリットたち ほか)
第2部 新型コロナパンデミックによる新局面(メディア界を直撃した新型コロナ;ローカルテレビニュースの復活;スポーツストリーミングをめぐる攻防)
第3部 これからのメディア産業(ストリーミングで変わるメディアビジネス;アジアに押し寄せるストリーミングの波;どうする日本?)

著者等紹介

大原通郎[オオハラミチロウ]
1954年生まれ。デジタルメディアウォッチャー。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後NHKに入社。BS放送の立ち上げに参加した後、TBSに移籍。ニューヨーク特派員の時に、タイムワーナーによるCNN、ディズニーによるABC、ウエスティングハウスによるCBSの買収など、アメリカの主要放送局が巨大企業に買収される激動期に遭遇、以後一貫してデジタルメディア動向に関心を持ち取材を続けている。帰国後は、TBSのCSデジタル放送の立ち上げやインターネットによるテレビ番組配信会社「トレソーラ」(TBS、フジテレビ、テレビ朝日3社連合)の設立に参加した。2014年にTBS退職。以後、海外のメディア同行の調査・執筆を続けている。メディア関連審議会の委員等歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kei-zu

21
書名に比して、ネトフリとディズニーの対決に関する記述は限定的。とはいえ、ストリーミングをめぐる関係各社の動向は興味深い。 継続的な料金収入を見込めるネトフリが多様な作品を生み出せているという説明には、なるほどと思う。確かに、私好みのB級アクション映画には、随分と楽しませてもらっています。 かたや、旧来のスタジオの色合いを残すディズニープラス。ビートルズやマンダロリアンが気になっているのですが、そのうち加入しちゃうかなぁ。2022/01/17

スプリント

13
どれだけ独自のコンテンツを用意し、選択肢を増やせるかが成功のカギ。 ストリーミングで定額の娯楽を楽しむ人が増えると景気はもっと冷え込むと予想。2022/11/20

ポップ430

8
メディアの進化 旧態メディアとの戦争を制し次のステージへ ネットは中抜きになるから既得権の破壊と既存産業の衰退をよぶ 益々家にこもる人間が増えそう2021/05/03

nobu23

7
ネットフリックス、ディズニーを中心にここ数年のストリーミングサービスに関しての動向をまとめた本。コロナ禍における各社の動きも書かれていて面白い。2021/11/27

片手間に遊んだお手玉をあの日にしまったままで

3
テレビCMもよく流れるようになった動画配信サービス。DVDレンタルからのし上がったNetflixと、圧倒的知名度で覇権を穫らんとするDisney+の二強を中心に動画配信のこれまでとこれからを繙いていきます。巣ごもり需要で世界的に会員数を伸ばしたNetflixと、アミューズメントの柱が揺れたディスニー。オリジナルコンテンツの作り方や、コロナの影響による収益差が分かったりと、読でんでみるとへーと思えるものが多いのも特徴。日本国内の動向も含まれる為映画・ドラマ好きならば損しない内容となっています。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17495847
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。