出版社内容情報
名著『道具としてのファイナンス』『ざっくり分かるファイナンス』の石野雄一氏による人気セミナーが、書籍となって登場! ! 講義調のわかりやすい解説で、難しいファイナンスがすっきりわかる。
【著者からのメッセージ】
この本は私の1日のファイナンス講義をできるだけ忠実に再現し、さらに肉づけしたものです。
この講義は、専門家ではない普通のビジネスパーソンに向けたもので、最低限これだけは知っておいていただきたい点に絞っています。数式はできるだけなくし、ファイナンスの考え方をご理解いただけることに主眼をおきました。
この本の内容をマスターすれば、ビジネスの世界では生きていけるでしょう
「はじめに」より
もしかしたら、あなたは、上司や先輩からファイナンスの勉強を勧められたのかもしれません。あるいは、あなたの同僚がファイナンスがわかるのに、自分はわからない。自分もファイナンスを学びたいが、どこから手をつけていいかわからない。そんな気持ちでこの本を手にとったのかもしれません。そんなあなたにピッタリの本です。この本は私の1日のファイナンス講義をできるだけ忠実に再現し、さらに肉づけしたものです。
私は10年以上ファイナンス教育に携わり、延べ1万人を超える方々に教えてきました。ファイナンスの勉強に苦労してきた私には、わからない人の気持ちがよくわかります。
内容説明
PL経営からBS経営の時代へ。企業経営の本質がわかる最強の入門書、誕生。名著『ざっくり分かるファイナンス』の著者による大好評の講義が1冊の本に。
目次
1 ファイナンスと会計の違いをおさえる―PL経営からBS経営の時代へ(会計人と財務人の違い;経理はルールがたくさんあるが、財務は1つ ほか)
2 企業の運用利回りを理解する―投下資本利益率と資本コスト(ファイナンスは3つの意思決定に役立つ;企業価値の最大化は最終目的ではない ほか)
3 投資の意味を理解する―NPVとIRRによる投資判断(お金の価値は手に入れるタイミングで変わる;「3年後にもらえる100万円」を今の価値にすると ほか)
4 フリーキャッシュフローをマスターする―フリーキャッシュフローとは何か(現場で使うフリーキャッシュフローとは;フリーキャッシュフローの定義 ほか)
5 企業価値評価方法を理解する―企業価値向上のメカニズム(企業価値評価のアプローチ;DCF法とは ほか)
著者等紹介
石野雄一[イシノユウイチ]
株式会社オントラック代表取締役社長。株式会社CAC Holdings社外監査役。1991年上智大学理工学部卒業後、旧三菱銀行に入行し、9年間勤務した後に退職。2002年米国インディアナ大学ケリースクール・オブ・ビジネス(MBA課程)修了。帰国後、日産自動車株式会社に入社。財務部にてキャッシュマネジメント、リスクマネジメント業務を担当。2007年より旧ブーズ・アレン・ハミルトンにて企業戦略立案、実行支援等に携わる。2009年に同社を退職後、コンサルティング会社である株式会社オントラックを設立し、企業の投資判断基準、撤退ルールの策定支援、財務モデリングの構築、トレーニングを実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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