出版社内容情報
新型コロナウィルスの世界的な感染拡大で幕を開けた2020年代。競争のロジックは本格的に変わり始めた。本書は世界的なコンサルファームのトップコンサルタントたちが、2021年以降、考えるべき重要テーマについて解説したもの。先が見えない時代を生き残るために必要な12の論点がこの1冊でわかる。
内容説明
コロナ後の消費嗜好にデジタルで応えるには?アジャイル@スケール、変革のポイントは?イノベーション機能を大企業が獲得するには?ニューノーマルで勝つ経営。
目次
プロローグ―競争力格差が広がる時代になすべきこと
1 不透明な経営環境への耐性を強める(コロナ時代のコスト/キャッシュ・マネジメント;サプライチェーンの持続可能性を高める;シナリオ・プランニングの活用で事業ポートフォリオを進化させる)
2 デジタル活用で企業内・企業間での協働を強める(アジャイル@スケール―企業内の新しい連携のあり方を実現する;エコシステムの構築により企業間連携を強める;協働の基盤にデータ・AIを活用する)
3 顧客との関係を進化させる(ポストコロナにおいて顧客接点のあり方をE2Eで進化させる;D2CとOmOで生活者との関係を再構築する;デジタルチャネルにより企業顧客のニーズをつかむ)
4 イノベーションを実現する(事業イノベーションを実現する―ヘルスケア分野の例;ソーシャルイノベーションを実現する―教育分野の例;大企業がイノベーション機能を獲得する)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
奈良 楓
14
期待していた分、感想が辛口になってしまう。経営企画系の社会人だったら、この本を面白いと感じられたのでしょうか。実業寄りの仕事をしている私には響かなかった。ひたすら横文字でマウントを取られるコンサルが書きそうな典型的な本でした。2021/07/07
あや
5
2020年はデジタル、エコシステム三昧でしたが、今年もデジタル色は変わらず。コロナがデジタル化を後押ししている。キーワードはアジャイルかな。アジャイル開発を進めた方がいいと言う意味と、データ分析基盤の構築という意味で、失敗を恐れずまずやってみるというアジャイル的意味。2021/07/07
Studies
2
示唆に富む内容2021/07/18
Terry K
1
リスク管理、デジタル化、顧客との関係、イノベーション、それぞれを高度化する必要性と方向についてのヒントが提示されている。それぞれについて少しずつ役に立ちそうな示唆が得られたので、税抜き1,600円はお買い得だった。2021/01/16
Chisaka
0
論点として改めてまとめてくれているので、頭の整理というか、自分の認識との差分を確認するためにさらっと読むのは良いと思う2022/08/13
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