出版社内容情報
経営者高齢化で深刻になる事業の承継問題――「権力集中型」か「集団統治型」か、第一人者達が柔軟性を持った新しいかたちを提示。
内容説明
「権力集中型」か「集団統治型」か。柔軟性を持った新しい事業承継のかたちを提示する。持続的発展のヒントは欧米のファミリービジネスにあり!
目次
第1章 変化の時を迎えた事業承継
第2章 従来型事業承継対策の問題点
第3章 ファミリーガバナンスの歴史
第4章 新しいファミリーガバナンスの仕組み1―民事信託の活用
第5章 新しいファミリーガバナンスの仕組み2―アドバイザリーボード
第6章 パネルディスカッション「いかにファミリーの分散を防ぐか」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Great Eagle
8
オーナー企業の事業承継の新しい提言です。従来の節税視点からのアプローチではなく、企業価値向上を意識したスキームとして、ファミリーオフィスやファミリーガバナンスを社団法人や公益財団法人なども用いて、配当受益権と議決権の執行あるいは経営判断などエージェンシー問題をどのように解決するかを模索する内容です。欧州貴族の発想かな。2020/01/27
てりたま
0
※メモ。「二代目社長のための事業承継読本」を読んだ。中小企業のことがよくわかっていなかったので立ち読み。経営をする側の視点になることができ、よく理解できた。税金の知識を深めたい。2020/12/30
ヨシシィ
0
後継者に議決権を集約する「従来型の事業承継対策」に対して、ファミリーガバナンスをベースとした新しい事業承継対策を提唱する。 後継者に権力を集中することの弊害、限界が存在することも事実と思われ、一つの選択肢かもしれない。2019/11/25




