「最強」ソリューション戦略

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「最強」ソリューション戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532322878
  • NDC分類 336
  • Cコード C0034

出版社内容情報

超優良企業キーエンスの武器はソリューション。キーエンスを知り尽くした著者がソリューション実現の具体的戦略と組織づくりを解説。

内容説明

質の高いソリューション提案は売り上げのみならず、利益の増加が期待できますが、なぜうまくいかないのでしょうか。そこには、(1)ソリューション活動を個人に依存しすぎる、(2)デジタル化されたシステムに依存しすぎる、(3)目の前の顧客だけを見てしまう、という3つの勘違いがあります。日本屈指の高収益企業キーエンスでソリューション営業に従事してきた著者が、ソリューション提案を成功させるための組織づくり、戦略策定のノウハウを公開します。

目次

序章 なぜ自社のソリューション戦略は失敗するのか
第1章 顧客に驚きを与える―潜在ニーズの探索とソリューション提案
第2章 「最強」ソリューション戦略―ソリューション活動、教育、モチベーション、組織の超連鎖
第3章 5つ星ソリューション活動―情報マネジメントとソリューション活動の融合
第4章 社員を早期戦力化する―自己成長型時短教育システム
第5章 役立ち度を体感させる―モチベーション向上目標管理制度
第6章 個の潜在力を引き出す―1割の支援で9割を活かす組織づくり
第7章 ソリューション戦略を加速させる新製品開発―製品×販売力のシナジー効果を高める

著者等紹介

高杉康成[タカスギヤスナリ]
コンセプト・シナジー代表取締役。1969年大阪府生まれ。神戸大学大学院経営学研究科修了(MBA)。中小企業診断士。岡山県立大学地域共同研究機構客員教授。日本屈指の高収益企業キーエンスに入社し、ソリューション営業に従事。数々の社内表彰を受ける。その後、分析力と発想力を評価され、本社の新商品企画立案グループに抜擢。そこで企画立案した商品の中には、世界のデファクトスタンダードになった大ヒット商品もある。キーエンス退職後、新規事業や新商品開発、ソリューション組織構築などの「価値づくり」を専門とした経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、様々な業種の新規事業・新商品開発・ソリューション提案力強化を中心にアドバイスを行い、収益力を大幅に向上させた。ハイテクセンサーのような感度で物事を捉える深い洞察力と、高速CPUのような速さで課題抽出を行う分析力によって、実戦的な方法論を指導している。質の高い高付加価値ビジネスを軌道に乗せていく「勝ち筋戦略」を得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Great Eagle

4
ソリューションをどう実現させるかは難しいテーマです。本書は、オーソドックスに提案営業するには情報や優秀モデルの共有などを図るべきとの示唆です。必ずしもCRMやSFAなどのツールに頼ることを推奨していないことは共感できます。2019/07/24

とーんぷーん

3
キーエンスで働いていた人が独立して、ソリューションとしてのフレームワークを作ったんだろうな。たぶん、これの一部はキーエンス内のシステムなんだろうな。自分自身は営業ではないので、あまり共感できる部分はなかったけど、新規の客先にはしょっちゅう行くので信頼関係の構築とかは参考になりそうなのがいくつかあった。本自体はとても読みづらく、まとまりという面では欠けていた気がする。2019/12/13

なん

1
ヒアリングを通じ、顧客が見えていない課題を顕在化させて、情報提供する。課題解決のためのソリューション提案を実施し、選択してもらう。その繰り返しで信用度を上げていく。それを個人でなく組織マネジメントで実施していく必要があるという事。ソリューション提案の前提も全てWhyで。2020/07/13

Cenacolo(チェナコーロ)

0
キーエンスの関連本4冊目。この本は古いが3冊目までよりも、ビジネスの基本である顧客情報関連について、まるで社内マニュアルであるかのように、詳細に説明されており目から鱗の内容であった。つまり顧客にとっての有益な情報格差をいかに組織として作り出し、比較検討されないレベルの顧客価値のある商品を提案し購入してもらうことが他に類を見ない高収益ビジネスを生み出している事が理解できる。その一連のプロセスとそれを組織に定着させる仕組みが人事評価システムに至るまで紹介されており、自社にも何らかの形で応用したい内容である。2024/01/18

yyhhyy

0
営業メンバーのヒアリング能力と製品企画フィードバック能力のアップの組織的手法やテクニックについて言及された数少ない本。ただし”本書の通り実践していくのはハードルが高い”というレベルの組織が多いのも現実かもしれない。2021/09/29

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